21AM56|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
計測について正しい記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
四肢の計測法を問う問題です。
計測に用いる基準点を確認します。
解説
下肢長は、**上前腸骨棘から脛骨内果(内果尖)**までを測るのが標準的な方法です(棘果長)。したがってこの記述が正しく、正答です。左右差があれば、脚長差として下肢の短縮や骨盤の傾き、股関節の異常を示唆します。なお、大転子から外果までを測る方法(転子果長)もあり、両者を比べることで短縮の原因が股関節にあるか、それより遠位にあるかを推測できます。
大腿周径は、膝蓋骨上縁から一定の距離(たとえば5センチメートル、10センチメートル、15センチメートル上方)を定めて測ります。左右を同じ条件で比べるためです。最大周径で測るのでは、測る位置が定まらず左右の比較ができません。
前腕周径は、最大周径で測るのが一般的です。前腕は近位が太く遠位が細くなるため、最も太い部位を基準にします。中央部と定めるのではありません。
上肢長は、肩峰から橈骨茎状突起まで、あるいは肩峰から中指先端までを測ります。尺骨茎状突起ではありません。
計測は、左右を同じ肢位と同じ基準で行い、比較できるようにすることが基本です。
選択肢の確認
1.大腿周径は最大周径で計測する。
誤り。膝蓋骨上縁から一定距離を定めて測ります。
2.前腕周径は前腕中央部で計測する。
誤り。最大周径で測ります。
3.下肢長は上前腸骨棘から脛骨内果を計測する。
正しい。棘果長として標準的な計測法です。
4.上肢長は肩峰から尺骨茎状突起を計測する。
誤り。肩峰から橈骨茎状突起(または中指先端)を測ります。
覚えるポイント
- 下肢長(棘果長)=上前腸骨棘から内果尖。転子果長=大転子から外果。
- 上肢長=肩峰から橈骨茎状突起(または中指先端)。
- 大腿周径=膝蓋骨上縁から一定距離。前腕周径=最大周径。
- 計測は左右を同じ肢位、同じ基準で行う。