21AM65|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
疾患と特徴的な症状を対応させる問題です。
解説
ベーチェット病は、再発性の口腔内アフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状(結節性紅斑様皮疹、毛嚢炎様皮疹)、**眼症状(ぶどう膜炎)**を四主症状とする全身性の炎症性疾患です。口腔内アフタ性潰瘍はほぼ全例に現れ、初発症状となることが多い症状です。したがってこの組合せが正しく、正答です。HLA-B51との関連が知られ、シルクロード沿いの地域に多く、日本でも比較的多くみられます。
ハンター舌炎は、舌が赤くつるつるになり痛みを伴う萎縮性舌炎で、**ビタミンB12欠乏による悪性貧血(巨赤芽球性貧血)**の特徴的な症状です。再生不良性貧血ではありません。悪性貧血では、あわせて亜急性連合性脊髄変性症による深部感覚障害もみられます。
レイノー現象は、寒冷やストレスで手指の細動脈が攣縮する症状で、全身性硬化症(強皮症)、SLE、混合性結合組織病などの膠原病でみられます。悪性リンパ腫の特徴ではありません。悪性リンパ腫では、リンパ節腫脹と、発熱、盗汗、体重減少というB症状が特徴です。
陰部潰瘍は、上に述べたとおりベーチェット病の主症状です。皮膚筋炎の特徴は、ヘリオトロープ疹、ゴットロン徴候、近位筋の筋力低下であり、悪性腫瘍の合併にも注意が必要です。
選択肢の確認
1.再生不良性貧血-ハンター舌炎
誤り。ハンター舌炎は悪性貧血(ビタミンB12欠乏)の症状です。
2.悪性リンパ腫-レイノー現象
誤り。レイノー現象は膠原病でみられます。
3.皮膚筋炎-陰部潰瘍
誤り。陰部潰瘍はベーチェット病の症状です。
4.ベーチェット病-口腔内アフタ性潰瘍
正しい。四主症状の一つで、ほぼ全例にみられます。
覚えるポイント
- ベーチェット病の四主症状=口腔内アフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状、眼症状(ぶどう膜炎)。HLA-B51。
- ハンター舌炎=悪性貧血(ビタミンB12欠乏)。
- レイノー現象=全身性硬化症、SLE、混合性結合組織病。
- 皮膚筋炎=ヘリオトロープ疹、ゴットロン徴候、近位筋の筋力低下、悪性腫瘍の合併。