21PM100|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)
気が逆行して起こる病の総称はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
病証名の意味を問う問題です。
解説
厥(けつ)は、気が逆行して起こる病の総称です。気血が上へ逆上したり、四肢の末端まで気血が行きわたらなくなったりすることで生じます。代表的なものとして、突然意識を失って倒れる厥証(暴厥)、手足が冷える**厥冷(四肢厥冷)**があります。したがってこれが正答です。「厥」という字には「さかのぼる、逆らう」という意味があり、そこから気の逆行を表す語となりました。
**積聚(しゃくじゅ)**は、腹部にかたまりや張りを生じる病証の総称です。積は固定して移動せず、痛む場所も一定で、血分(臓の病)に属するとされます。聚は集まったり散じたりして一定せず、痛む場所も移動し、気分(腑の病)に属するとされます。
**痺(ひ)**は、風・寒・湿などの邪が経絡に侵入して気血の流れが滞り、痛みやしびれ、重だるさ、関節の運動障害を生じる病証です。行痺、痛痺、着痺、熱痺に分けられます。
**疝(せん)**は、下腹部や陰部の痛み、あるいは腸が陰嚢へ落ち込むような病態を指す病証です。寒邪や肝の失調に関連づけられます。
選択肢の確認
1.積聚
誤り。腹部のかたまりや張りを生じる病証の総称です。
2.痺
誤り。邪が経絡を侵して痛みやしびれを生じる病証です。
3.厥
正しい。気が逆行して起こる病の総称です。
4.疝
誤り。下腹部や陰部の痛みを指す病証です。
覚えるポイント
- 厥=気の逆行による病の総称。厥証(意識消失)、四肢厥冷。
- 積=固定して動かない、血分・臓の病。聚=集散して一定しない、気分・腑の病。
- 痺=行痺(風)、痛痺(寒)、着痺(湿)、熱痺(熱)。
- 痿=筋肉が萎えて力が入らない病証。痺との区別が重要。