21PM101第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)

腎精の不足が最も疑われるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

腎精の不足による症状を選ぶ問題です。

腎が何を主るのかを確認します。

解説

腎は精を蔵し、生殖を主る臓です。腎精から生じる天癸という物質が、性の成熟と生殖機能をつかさどるとされます。

したがって、腎精が不足すると不妊や、月経の異常、無月経、男性では陽萎や精子の減少といった生殖機能の障害が生じます。したがって不妊が正答です。あわせて、腰膝のだるさ、耳鳴りと難聴、健忘、脱毛と白髪、歯のぐらつき、小児であれば発育の遅れ(五遅五軟)といった症状が現れます。いずれも「成長、発育、生殖」に関わる症状である点が共通します。

息切れは、肺気虚または腎不納気でみられる症状です。腎精不足を第一に疑う症状ではありません(慢性の呼吸困難で吸気が浅い場合は腎の納気作用の低下を考えます)。

目のかすみは、肝血虚を第一に疑う症状です。肝は目に開竅し、肝血が目を養うためです。

食欲不振は、脾気虚胃の失調を第一に疑う症状です。脾胃は消化吸収を担うためです。

選択肢の確認

1.息切れ
誤り。肺気虚や腎不納気でみられます。

2.不妊
正しい。腎は精を蔵し生殖を主るため、腎精不足で生じます。

3.目のかすみ
誤り。肝血虚を第一に疑う症状です。

4.食欲不振
誤り。脾気虚を第一に疑う症状です。

覚えるポイント

  • 腎は精を蔵し、成長・発育・生殖を主る先天の本
  • 腎精不足=不妊、月経異常、陽萎、腰膝のだるさ、耳鳴り、健忘、脱毛、小児の発育遅延。
  • 腎は耳と二陰に開竅し、その華は、主るのは、腰は腎の府。
  • 治療=腎兪、太渓、関元、命門、三陰交など。
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