21PM103|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)
陰虚による舌質の色はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
舌診における舌質の色と病態の対応を問う問題です。
解説
紅舌は、正常より赤みが強い舌で、熱の存在を示します。実熱でも虚熱(陰虚)でも現れますが、陰虚の場合には、舌苔が少ない、あるいは無苔であること、舌がやや小さく乾いていることが特徴となります(舌紅少苔)。陰液が不足して身体を潤し冷やすことができなくなり、相対的に熱が目立つ状態です。したがって陰虚による舌質の色は紅舌であり、これが正答です。
淡白舌は、正常より色が薄く白っぽい舌で、気虚、血虚、陽虚を示します。血が不足して舌を養えない、あるいは陽気が不足して血を巡らせられないためです。
淡紅舌は、薄いピンク色で潤いのある舌であり、正常な舌の色です。健康な状態を示します。
紫舌(青紫舌)は、血瘀や寒、あるいは重い熱を示します。血の流れが滞ることで暗く紫がかった色となり、舌下の静脈の怒張や瘀点、瘀斑を伴うことがあります。
舌診では、舌質(色、形、動き)で臓腑と気血の状態を、舌苔(色、厚さ、湿り気)で邪の性質と深さを判断するのが原則です。
選択肢の確認
1.淡白舌
誤り。気虚、血虚、陽虚を示します。
2.淡紅舌
誤り。正常な舌の色です。
3.紅舌
正しい。熱を示し、陰虚では少苔を伴います。
4.紫舌
誤り。血瘀や寒を示します。
覚えるポイント
- 淡紅舌=正常。淡白舌=気虚・血虚・陽虚。紅舌=熱。紫舌=血瘀・寒。
- 陰虚=紅舌で少苔または無苔、乾燥。あわせて五心煩熱、盗汗、脈細数。
- 舌質で正気と臓腑の状態、舌苔で邪の性質と深さをみる。
- 舌苔=白苔は寒や表証、黄苔は熱、厚膩苔は痰湿や食滞。