21PM105|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)
虚証でみられるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
脈診において、虚証を示す脈を選ぶ問題です。
解説
細脈は、脈の幅が糸のように細く、触れると弱い脈です。気血の不足(気血両虚)や陰虚を示す代表的な脈であり、虚証でみられます。したがってこれが正答です。しばしば細数(細くて速い)として陰虚を、細弱として気血両虚を示します。
緊脈は、ぴんと張った縄のように緊張の強い脈で、寒邪や激しい痛みを示します。実証の脈です。
滑脈は、玉が皿を転がるようになめらかで流れるような脈で、痰湿、食滞、実熱を示します。また健康な人でも、妊娠中にみられる脈として知られています。実証の脈です。
洪脈は、幅が広く、来るときに勢いが強く去るときに衰える大きな脈で、**熱盛(実熱)**を示します。夏に生理的にみられることもあります。こちらも実証の脈です。
虚証を示す脈にはほかに、弱脈(沈んでいて弱い)、虚脈(押さえると力がない)、濡脈(浮いていて細く軟らかい)、微脈(極めて微かで、陽気の衰えを示す)があります。実証を示す脈には、実脈、弦脈(肝胆の病、痛み)、緊脈、滑脈、洪脈があります。
選択肢の確認
1.緊脈
誤り。寒邪や激しい痛みを示す実証の脈です。
2.滑脈
誤り。痰湿や食滞、妊娠でみられる脈です。
3.細脈
正しい。気血の不足や陰虚を示す虚証の脈です。
4.洪脈
誤り。実熱を示す脈です。
覚えるポイント
- 虚証の脈=細脈、弱脈、虚脈、濡脈、微脈。
- 実証の脈=実脈、弦脈(肝胆・痛み)、緊脈(寒・痛み)、滑脈(痰湿・妊娠)、洪脈(実熱)。
- 浮脈=表証、沈脈=裏証、遅脈=寒、数脈=熱。
- 脈診は**寸口(橈骨動脈)**で、寸・関・尺の三部を診る。