21PM117|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)
募合配穴で天枢と併せて用いるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
募合配穴の考え方を問う問題です。
天枢がどの腑の募穴かを確認します。
解説
募合配穴は、ある腑の募穴と、その腑の下合穴を組み合わせて用いる配穴法です。腑の病に対して、腹部と下肢の両方から働きかけます。
天枢は大腸の募穴です。したがって組み合わせるのは大腸の下合穴である上巨虚となり、これが正答です。上巨虚は足の陽明胃経の経穴で、下腿前面、犢鼻の下方6寸(足三里の下方3寸)に取ります。便秘、下痢、腹痛といった大腸の症状に用いられます。
足三里は胃の下合穴です。胃の募穴である中脘と組み合わせるのが募合配穴になります。
下巨虚は小腸の下合穴です。小腸の募穴である関元と組み合わせます。犢鼻の下方9寸(上巨虚の下方3寸)に取ります。
陽陵泉は胆の下合穴であり、八会穴の筋会でもあります。胆の募穴である日月と組み合わせます。
六腑の下合穴は、胃が足三里、大腸が上巨虚、小腸が下巨虚、胆が陽陵泉、膀胱が委中、三焦が委陽です。大腸と小腸の下合穴が、大腸経や小腸経ではなく胃経にある点が試験でよく問われます。
選択肢の確認
1.足三里
誤り。胃の下合穴であり、中脘と組み合わせます。
2.上巨虚
正しい。大腸の下合穴であり、大腸の募穴である天枢と組み合わせます。
3.下巨虚
誤り。小腸の下合穴であり、関元と組み合わせます。
4.陽陵泉
誤り。胆の下合穴であり、日月と組み合わせます。
覚えるポイント
- 六腑の下合穴=胃は足三里、大腸は上巨虚、小腸は下巨虚、胆は陽陵泉、膀胱は委中、三焦は委陽。
- 大腸と小腸の下合穴は胃経にある。
- 六腑の募穴=大腸は天枢、小腸は関元、三焦は石門、膀胱は中極、胃は中脘、胆は日月。
- 配穴法=兪募配穴、原絡配穴、募合配穴、兪原配穴、八脈交会穴の配穴。