21PM154|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)
良質艾で同じ大きさの艾炷3壮を施灸する場合、刺激を弱くできるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
施灸の刺激量を弱める方法を問う問題です。
艾炷の状態が燃焼にどう影響するかを考えます。
解説
艾炷を軟らかくひねると、艾の中に空気が多く含まれるため、燃焼が速く進み、燃焼温度が低くなります。その結果、皮膚に伝わる熱は穏やかになり、刺激量を弱めることができます。したがってこれが正答です。逆に、固く締めてひねると燃焼が遅く持続し、温度が高くなって刺激が強まります。艾炷の大きさ、硬さ、壮数が刺激量を決める主要な要素です。
湿った艾を使用することは、刺激量の調節法として適切ではありません。湿った艾は燃えにくく、煙が多くなり、燃焼が不安定になります。艾は乾燥した状態で保存し、用いるのが原則です。
灰を一々除去して行うと、前の壮で残った灰による断熱効果が失われ、熱が直接皮膚に伝わるため、刺激が強くなります。逆に灰を残したまま重ねて施灸すると、灰が緩衝となって熱感が和らぎます。
燃焼時に風を送ると、酸素の供給が増えて燃焼が促進され、温度が上がって刺激が強くなります。刺激を弱める方法ではありません。
刺激量を弱める工夫としては、艾炷を小さくする、軟らかくひねる、壮数を減らす、八分灸や知熱灸のように途中で消火する、隔物灸や温灸に切り替えるといった方法があります。
選択肢の確認
1.湿った艾を使用する。
誤り。燃焼が不安定になり、調節法として適切ではありません。
2.灰を一々除去して行う。
誤り。熱が直接伝わるため刺激が強くなります。
3.艾炷を軟らかくひねる。
正しい。燃焼が速く温度が低くなり、刺激が弱まります。
4.燃焼時に風を送る。
誤り。燃焼が促進され温度が上がります。
覚えるポイント
- 刺激量を決めるのは艾炷の大きさ、硬さ、壮数。
- 軟らかくひねる→燃焼が速く温度が低い→刺激が弱い。固くひねると逆。
- 灰を残すと緩衝となり熱感が和らぐ。除去すると刺激が強まる。
- 弱める方法=艾炷を小さく、壮数を減らす、八分灸や知熱灸、温灸に変える。