21PM155|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)
灸あたりで見られる症状はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
灸あたりの症状を問う問題です。
解説
灸あたりは、施灸の刺激量が過剰であった場合や、体調がすぐれない状態で施灸を受けた場合に生じる全身の反応です。
主な症状は、全身の疲労感(倦怠感)、脱力感、眠気、めまい、頭重感、微熱、食欲不振などです。多くは施術後数時間から翌日にかけて現れ、1日から2日で自然に軽快します。したがって疲労感が正答です。対応としては安静を保ち、次回以降は刺激量(壮数や艾炷の大きさ)を減らします。予防としては、空腹時や過労時、飲酒後の施灸を避け、初回は少ない刺激量から始めることが重要です。
ふるえは、寒冷、発熱の悪寒期、低血糖、神経疾患などでみられる症状であり、灸あたりの典型的な症状ではありません。
湿疹は、皮膚のアレルギー反応や接触性皮膚炎による症状です。艾や絆創膏によって局所に皮膚炎が生じることはありますが、灸あたりという全身反応の症状としては挙げられません。
しびれは、末梢神経や中枢神経の障害、循環障害による症状であり、灸あたりの症状ではありません。
なお、鍼の場合に同様の全身反応を鍼あたりといい、症状はほぼ共通します。いずれも一過性であり、適切な休息で回復します。
選択肢の確認
1.ふるえ
誤り。寒冷や発熱、低血糖などでみられます。
2.疲労感
正しい。灸あたりの代表的な症状です。
3.湿疹
誤り。皮膚のアレルギー反応や接触性皮膚炎による症状です。
4.しびれ
誤り。神経障害や循環障害による症状です。
覚えるポイント
- 灸あたり(鍼あたり)=疲労感、脱力感、眠気、めまい、頭重感、微熱、食欲不振。
- 一過性であり、1日から2日で自然に軽快する。安静を保つ。
- 予防=空腹時、過労時、飲酒後を避け、初回は刺激量を控えめにする。
- 次回は壮数や艾炷の大きさを減らして刺激量を調節する。