21PM83|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)
突発性難聴について正しい記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
突発性難聴の特徴を問う問題です。
解説
突発性難聴は、原因不明で突然に片側の感音難聴をきたす疾患です。発症の時刻を特定できるほど急激に起こるのが特徴で、多くの場合耳鳴りを伴い、耳閉感やめまいを伴うこともあります。したがって耳鳴りを伴うという記述が正しく、正答です。
伝音難聴であるという記述は誤りです。突発性難聴は内耳または蝸牛神経の障害による感音難聴です。伝音難聴は外耳や中耳の障害(耳垢栓塞、中耳炎、鼓膜穿孔、耳硬化症)によるものです。
頭痛を伴うという記述も典型的ではありません。伴いやすいのは耳鳴り、耳閉感、めまいであり、頭痛を特徴とするものではありません。
抗菌薬が有効であるという記述も誤りです。細菌感染症ではないため抗菌薬は用いられません。治療の中心は副腎皮質ステロイド薬であり、あわせて血流改善薬やビタミンB12が用いられます。
最も重要なのは、発症から治療開始までの時間が予後を大きく左右するという点です。可能なかぎり早期(発症から1週間以内が目安)に耳鼻咽喉科を受診することが勧められます。したがって、急に片耳が聞こえなくなったという訴えがあれば、施術より受診を優先します。
選択肢の確認
1.伝音難聴である。
誤り。感音難聴です。
2.頭痛を伴う。
誤り。伴いやすいのは耳鳴り、耳閉感、めまいです。
3.耳鳴りを伴う。
正しい。多くの場合に耳鳴りを伴います。
4.抗菌薬が有効である。
誤り。副腎皮質ステロイド薬が治療の中心です。
覚えるポイント
- 突発性難聴=原因不明、突然の片側性感音難聴、耳鳴り、耳閉感、めまい。
- 治療=副腎皮質ステロイド薬。早期の受診が予後を左右する。
- 伝音難聴=外耳と中耳(耳垢栓塞、中耳炎、耳硬化症)。感音難聴=内耳と後迷路。
- メニエール病は反復するめまいと難聴、耳鳴りを繰り返す点で異なる。