21PM85|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)
関節可動域測定法について正しい記述はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
関節可動域測定法の原則を問う問題です。
解説
関節可動域の測定は、原則として他動運動で行います。したがって、自動運動で測定した場合には、その旨を説明し記録に明記する必要があります。測定条件が異なれば値も異なるため、後で比較できるようにしておくことが重要だからです。したがってこの記述が正しく、正答です。
測定の単位については、5度きざみで測定するのが原則です。10度単位では細かな変化を捉えられません。
基本肢位については、解剖学的肢位を原則として0度とし、そこからの角度で表示します。90度ではありません。ただし前腕の回内外や股関節の回旋など、一部の運動では肘や膝を90度屈曲した肢位を基本とするなど、運動ごとに測定肢位が定められています。
多関節筋の短縮をみる場合は、その筋が伸張される肢位に隣接関節を固定して測定します。弛緩させてしまうと短縮の影響が現れず、評価できません。たとえばハムストリングの短縮をみるには膝を伸展位に保ち、腓腹筋の短縮をみるには膝を伸展位に保って足関節の背屈を測ります。
測定は、基本軸と移動軸を正しく定め、代償運動を防いで行うことが基本です。
選択肢の確認
1.自動運動で測定する際にはその旨を説明する。
正しい。原則は他動運動であり、条件が異なる場合は明記します。
2.10度単位で測定する。
誤り。5度きざみで測定します。
3.基本肢位を90度として表示する。
誤り。基本肢位を0度とします。
4.筋の短縮をみるには多関節筋を弛緩させる。
誤り。伸張される肢位に固定して測定します。
覚えるポイント
- 関節可動域測定は他動運動が原則、5度きざみ、基本肢位を0度。
- 自動運動で測定した場合はその旨を記録に明記する。
- 多関節筋の短縮をみるときは、その筋が伸張される肢位に隣接関節を固定する。
- 測定では基本軸と移動軸を正しく定め、代償運動を防ぐ。