21PM86|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)
痙縮の評価に用いるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
痙縮の評価法を問う問題です。
各評価法が何を測るかを整理します。
解説
アシュワーススケール(修正アシュワーススケール)は、四肢を他動的に動かしたときの抵抗の強さを段階的に評価する方法で、**痙縮(筋緊張の亢進)**の評価に用いられます。0から4の段階(修正版では0、1、1プラス、2、3、4)で表され、脳卒中や脊髄損傷などの上位運動ニューロン障害の評価に広く使われます。したがってこれが正答です。
**徒手筋力テスト(MMT)**は、筋力を0から5の6段階で評価する方法です。重力に抗して動かせるか、抵抗に抗せるかで判定します。筋緊張ではなく筋力の評価法です。
内田・クレペリンテストは、一桁の数字の連続加算を行わせて作業量の推移をみる心理検査です。作業能力や性格傾向の評価に用いられ、痙縮とは関係しません。
バーセルインデックスは、食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降、更衣、排便、排尿の10項目を評価する**日常生活動作(ADL)**の評価法です。100点満点で表されます。ADLの評価法としてはほかに機能的自立度評価法(FIM)があり、こちらは介助量と認知項目も含めて評価します。
選択肢の確認
1.徒手筋力テスト
誤り。筋力を6段階で評価する方法です。
2.アシュワーススケール
正しい。他動運動時の抵抗により痙縮を評価します。
3.内田-クレペリンテスト
誤り。作業能力と性格傾向をみる心理検査です。
4.バーセルインデックス
誤り。日常生活動作の評価法です。
覚えるポイント
- 痙縮の評価=アシュワーススケール(修正アシュワーススケール)。
- 筋力=徒手筋力テスト(0から5の6段階)。
- ADL=バーセルインデックス、機能的自立度評価法(FIM)。
- 痙縮=速度依存性の筋緊張亢進。上位運動ニューロン障害でみられ、腱反射亢進を伴う。