21PM96|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午後(科目未分類)
脾の生理機能はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
脾の生理機能を問う問題です。
各臓の働きを区別します。
解説
運化を主るのは脾の代表的な働きです。運化とは、飲食物を消化吸収して水穀の精微(栄養となる物質)に変え、それを全身へ運ぶ働きと、水湿を運んで停滞させない働きを指します。したがってこれが正答です。脾はこの働きにより「気血生化の源」「後天の本」と呼ばれます。運化が失調すると、食欲不振、腹満、下痢、倦怠感、浮腫が生じます。
精を蔵すのは腎の働きです。腎は先天の精を蔵し、成長、発育、生殖を支えるため「先天の本」と呼ばれます。
目に開竅するのは肝です。肝血が目を養うため、肝血が不足すると目のかすみや乾燥、夜盲が生じます。脾が開竅するのは口です。
液は汗であるのは心です。五液の配当では、肝は涙、心は汗、脾は涎、肺は涕、腎は唾となります。脾の液は涎です。
脾のほかの働きとしては、統血を主る(血を脈中にとどめる)、昇清を主る(気を上へ持ち上げ、臓器の位置を保つ)、四肢と肌肉を主る、その華は唇にあらわれる、などがあります。
選択肢の確認
1.精を蔵す。
誤り。腎の働きです。
2.運化を主る。
正しい。脾の代表的な働きで、気血生化の源となります。
3.目に開竅する。
誤り。肝の働きです。脾は口に開竅します。
4.液は汗である。
誤り。汗は心の液です。脾の液は涎です。
覚えるポイント
- 脾=運化を主る、統血を主る、昇清を主る。気血生化の源、後天の本。
- 脾の失調=食欲不振、腹満、下痢、倦怠感、浮腫、出血傾向、内臓下垂。
- 脾は口に開竅し、その華は唇、液は涎、主るのは肌肉と四肢。
- 脾は湿を悪む。湿邪の影響を受けやすい。