22AM15第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)

腹膜を形成する上皮で正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

上皮の分類と分布部位を対応させる問題です。

解説

腹膜は、腹腔の内面と内臓の表面を覆う漿膜です。漿膜の表面を覆う上皮は中皮と呼ばれ、単層扁平上皮からなります。薄く平たい細胞が敷石状に並ぶことで、臓器どうしが滑らかに滑り合うことができます。したがって扁平上皮が正答です。同じ漿膜である胸膜と心膜も単層扁平上皮(中皮)です。また、血管とリンパ管の内面を覆う内皮、肺胞の上皮も単層扁平上皮であり、いずれも「物質が通りやすい、あるいは摩擦が少ない」ことが求められる部位である点が共通します。

移行上皮は、腎杯、腎盂、尿管、膀胱、尿道の一部にみられる上皮で、内容量に応じて厚さと細胞の形が変化します。尿路上皮とも呼ばれます。

円柱上皮は、胃、小腸、大腸、子宮などにみられ、吸収と分泌に適しています。小腸では微絨毛を備え、杯細胞が粘液を分泌します。

**線毛上皮(多列線毛円柱上皮)**は、気管、気管支、卵管などにみられ、線毛運動によって粘液や卵子を運びます。

このほか、重層扁平上皮は皮膚の表皮、口腔、食道、膣、肛門にみられ、摩擦に強い構造をしています。

選択肢の確認

1.移行上皮
誤り。腎盂、尿管、膀胱などの尿路にみられます。

2.円柱上皮
誤り。胃や腸などの消化管にみられます。

3.線毛上皮
誤り。気管や卵管にみられます。

4.扁平上皮
正しい。腹膜は単層扁平上皮(中皮)からなります。

覚えるポイント

  • 漿膜(腹膜、胸膜、心膜)の表面=中皮=単層扁平上皮
  • 単層扁平上皮=中皮、血管の内皮、肺胞。
  • 移行上皮=尿路。線毛上皮=気管、卵管。円柱上皮=消化管。
  • 重層扁平上皮=表皮、口腔、食道、膣、肛門(摩擦に強い)。
22AM1422AM16
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