22AM17|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
頭蓋の骨で茎状突起があるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
頭蓋骨の突起の所在を問う問題です。
解説
茎状突起は、側頭骨の下面から前下方へ細長く伸びる突起です。したがってこれが正答です。この突起には、茎突舌骨筋、茎突舌筋、茎突咽頭筋、そして茎突舌骨靱帯と茎突下顎靱帯が付着します。すぐ後方には茎乳突孔があり、ここから顔面神経が頭蓋の外へ出ます。翳風はこの部位の体表の目印にあたります。
側頭骨にはこのほか、乳様突起(胸鎖乳突筋が停止)、頬骨突起(頬骨弓を形成)、下顎窩と関節結節(顎関節を形成)、外耳道、内耳道といった重要な構造があります。
頬骨は、頬の隆起をつくる骨で、側頭突起によって側頭骨の頬骨突起と結合し頬骨弓を形成します。茎状突起はありません。
上顎骨は、上顎の歯を植える骨で、前頭突起、頬骨突起、口蓋突起、歯槽突起をもちます。茎状突起はありません。
蝶形骨は頭蓋底の中央にある骨で、大翼、小翼、翼状突起をもち、トルコ鞍に下垂体を収めます。翼状突起はありますが、茎状突起ではありません。
なお、尺骨と橈骨の茎状突起は別の構造であり、前腕遠位端の突起を指します。名前が同じであるため混同しないよう注意します。
選択肢の確認
1.頬骨
誤り。頬骨弓を形成する側頭突起をもちます。
2.上顎骨
誤り。前頭突起や口蓋突起などをもちます。
3.側頭骨
正しい。茎状突起は側頭骨の下面から伸びる突起です。
4.蝶形骨
誤り。翼状突起をもち、トルコ鞍に下垂体を収めます。
覚えるポイント
- 茎状突起=側頭骨。すぐ後方の茎乳突孔から顔面神経が出る。
- 側頭骨の構造=乳様突起(胸鎖乳突筋)、頬骨突起、下顎窩(顎関節)、外耳道、内耳道。
- 蝶形骨=翼状突起、トルコ鞍、視神経管、上眼窩裂、正円孔、卵円孔、棘孔。
- 前腕の茎状突起(橈骨と尺骨)は別の構造。