22AM19|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
上肢の伸筋支帯下の6つの管と通過する腱との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
手関節背側の伸筋支帯下を通る6つの管と、その内容を問う問題です。
解説
伸筋支帯の下は、線維性の隔壁によって6つの管(区画)に分けられ、それぞれ決まった腱が通ります。橈側から順に次のとおりです。
第1管=長母指外転筋腱と短母指伸筋腱。この部の腱鞘に炎症が起こったものが**ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)**で、フィンケルスタインテストが陽性となります。
第2管=長橈側手根伸筋腱と短橈側手根伸筋腱。
第3管=長母指伸筋腱。第2管との間にリスター結節があります。
第4管=総指伸筋腱と示指伸筋腱(および後骨間神経)。
第5管=小指伸筋腱。したがって「第5管-小指伸筋の腱」が正しく、これが正答です。
第6管=尺側手根伸筋腱。
これをもとに他の選択肢を確認すると、第1管を通るのは長母指外転筋腱と短母指伸筋腱であり長母指伸筋腱(第3管)ではないため誤り、第2管を通るのは橈側手根伸筋腱であり長母指外転筋腱(第1管)ではないため誤り、第4管を通るのは総指伸筋腱と示指伸筋腱であり短母指伸筋腱(第1管)ではないため誤り、となります。
選択肢の確認
1.第1管-長母指伸筋の腱
誤り。第1管は長母指外転筋腱と短母指伸筋腱です。長母指伸筋腱は第3管です。
2.第2管-長母指外転筋の腱
誤り。第2管は長橈側手根伸筋腱と短橈側手根伸筋腱です。
3.第4管-短母指伸筋の腱
誤り。第4管は総指伸筋腱と示指伸筋腱です。
4.第5管-小指伸筋の腱
正しい。第5管を通るのは小指伸筋腱です。
覚えるポイント
- 伸筋支帯下の6管=第1(長母指外転筋・短母指伸筋)、第2(橈側手根伸筋)、第3(長母指伸筋)、第4(総指伸筋・示指伸筋)、第5(小指伸筋)、第6(尺側手根伸筋)。
- 第1管の腱鞘炎=ドケルバン病。フィンケルスタインテスト陽性。
- 第1管と第3管の腱に囲まれた陥凹=解剖学的嗅ぎタバコ入れ。舟状骨骨折で圧痛。
- 屈筋側の手根管は正中神経と屈筋腱が通る。