22AM20第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)

腸脛靱帯について正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

腸脛靱帯の構造と付着を問う問題です。

解説

腸脛靱帯は、大腿筋膜(大腿の筋膜)が大腿の外側で著しく肥厚した部分で、腸骨稜から始まり、大腿の外側面を下行して、脛骨外側顆の前面にあるガーディー結節に付着します。

この靱帯には、大殿筋の上部線維大腿筋膜張筋が停止します。これにより、両筋の収縮が腸脛靱帯を介して膝の外側に伝わり、立位での骨盤と膝の安定に寄与します。したがって「大殿筋が停止する」が正しく、これが正答です。

下前腸骨棘に付着するという記述は誤りです。腸脛靱帯の上端は腸骨稜に付着します。下前腸骨棘から起こるのは大腿直筋です。

大腿の内側面にあるという記述も誤りです。腸脛靱帯は大腿の外側面にあります。

下腿筋膜が肥厚したものであるという記述も誤りです。肥厚しているのは大腿筋膜です。

なお、走行の反復により腸脛靱帯が大腿骨外側上顆と摩擦を起こして炎症をきたすものが**腸脛靱帯炎(ランナー膝)**で、膝の外側に痛みが生じます。この部位に近い経穴としては、膝陽関、陽陵泉、風市などがあります。

選択肢の確認

1.下前腸骨棘に付着する。
誤り。上端は腸骨稜に付着します。

2.大殿筋が停止する。
正しい。大殿筋の上部線維と大腿筋膜張筋が停止します。

3.大腿の内側面にある。
誤り。大腿の外側面にあります。

4.下腿筋膜が肥厚したものである。
誤り。大腿筋膜が肥厚したものです。

覚えるポイント

  • 腸脛靱帯大腿筋膜が外側で肥厚したもの。腸骨稜から脛骨外側顆(ガーディー結節)へ。
  • 停止する筋=大殿筋の上部線維大腿筋膜張筋
  • 腸脛靱帯炎(ランナー膝)=膝外側の痛み。大腿骨外側上顆との摩擦による。
  • 関連する経穴=風市、膝陽関、陽陵泉。
22AM1922AM21
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