22AM26|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
内包が通るのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
内包の位置を、大脳基底核との関係で問う問題です。
解説
内包は、大脳皮質と脳幹・脊髄を結ぶ投射線維が密に集まった白質の部分で、水平断ではくの字型(前脚、膝、後脚)に見えます。
その位置は、内側にある尾状核と視床と、外側にあるレンズ核との間です。したがって「尾状核とレンズ核の間」が正しく、これが正答です。内包の後脚には皮質脊髄路(錐体路)と感覚の上行路が通るため、狭い範囲の障害でも反対側の重い片麻痺と感覚障害を生じます。ここは中大脳動脈の穿通枝(レンズ核線条体動脈)が栄養しており、高血圧性の脳出血やラクナ梗塞の好発部位でもあります。
淡蒼球と被殻の間は、レンズ核の内部の区分です。レンズ核は外側の被殻と内側の淡蒼球からなり、その境界であって内包ではありません。
被殻と前障の間にあるのは外包です。
前障と島の間にあるのは最外包です。
すなわち、外側から順に、島皮質、最外包、前障、外包、被殻、淡蒼球、内包、視床と尾状核、という配列になります。この順序を押さえておくと確実に判断できます。
選択肢の確認
1.尾状核とレンズ核の間
正しい。内包は尾状核・視床とレンズ核の間にあります。
2.淡蒼球と被殻の間
誤り。レンズ核の内部の区分です。
3.被殻と前障の間
誤り。外包にあたります。
4.前障と島の間
誤り。最外包にあたります。
覚えるポイント
- 内包=尾状核・視床とレンズ核の間。後脚に錐体路が通る。
- 外側からの配列=島、最外包、前障、外包、被殻、淡蒼球、内包、視床・尾状核。
- レンズ核=被殻+淡蒼球。線条体=尾状核+被殻。
- 内包はラクナ梗塞と高血圧性脳出血の好発部位。小さな障害で重い片麻痺。