22AM28|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
腕神経叢の後神経束から分かれるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
腕神経叢の神経束と、そこから分かれる神経を対応させる問題です。
解説
腕神経叢は、根、幹、分体、束、枝という順に構成され、束は外側神経束、内側神経束、後神経束の三つに分かれます。
後神経束から分かれるのは、腋窩神経、橈骨神経、上肩甲下神経、下肩甲下神経、胸背神経です。したがって胸背神経が正答です。胸背神経は広背筋を支配します。後神経束から出る神経は、いずれも上肢の**伸側(後面)**の筋や、肩甲骨の後面に関わる筋を支配するという共通点があります。
横隔神経は、頸神経叢(C3からC5、主にC4)から出る神経で、横隔膜を支配します。腕神経叢の枝ではありません。「C3、4、5が横隔膜を生かす」という語呂で覚えられます。
長胸神経は、腕神経叢の根(C5からC7)から直接分かれる神経で、前鋸筋を支配します。後神経束からではありません。麻痺すると翼状肩甲を生じます。
胸筋神経(外側胸筋神経と内側胸筋神経)は、それぞれ外側神経束と内側神経束から分かれ、大胸筋と小胸筋を支配します。
なお、外側神経束からは筋皮神経と正中神経の外側根が、内側神経束からは尺骨神経と正中神経の内側根、内側上腕皮神経、内側前腕皮神経が分かれます。
選択肢の確認
1.横隔神経
誤り。頸神経叢から出て横隔膜を支配します。
2.長胸神経
誤り。腕神経叢の根から直接分かれ、前鋸筋を支配します。
3.胸筋神経
誤り。外側神経束と内側神経束から分かれます。
4.胸背神経
正しい。後神経束から分かれ、広背筋を支配します。
覚えるポイント
- 後神経束=腋窩神経、橈骨神経、肩甲下神経、胸背神経。伸側と肩甲骨後面。
- 外側神経束=筋皮神経、正中神経の外側根、外側胸筋神経。
- 内側神経束=尺骨神経、正中神経の内側根、内側上腕皮神経、内側前腕皮神経。
- **長胸神経(前鋸筋)**と肩甲背神経は根から直接。横隔神経は頸神経叢。