22AM3|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
我が国の下水道行政について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
下水道の種類と役割を問う問題です。
解説
下水道法では、下水道が次のように分類されます。
都市下水路は、主として市街地における雨水の排除を目的とする施設で、浸水の防止を担います。汚水の処理を主目的とするものではありません。したがってこの記述が正しく、正答です。
流域下水道は、二つ以上の市町村の区域における下水を集めて処理する下水道で、都道府県が管理します。汚染された河川の水を処理するものではありません。
公共下水道は、主として市街地の下水を排除し処理するもので、市町村が管理します。都道府県ではありません。原則として終末処理場をもつか、流域下水道に接続します。
下水道の普及率は、近年でおよそ8割程度です。9割以上という記述は当てはまりません。なお、下水道以外に、浄化槽や農業集落排水施設を含めた汚水処理人口普及率は9割を超えています。
下水処理の中心となるのは、微生物の働きを利用した活性汚泥法という好気性処理です。水質の指標としては、生物化学的酸素要求量(BOD)、化学的酸素要求量(COD)、浮遊物質量(SS)、溶存酸素量(DO)が用いられます。
選択肢の確認
1.都市下水路は雨水の排除を目的とする。
正しい。市街地の浸水を防ぐための施設です。
2.流域下水道は汚染された河川の水を処理する。
誤り。二つ以上の市町村の下水を集めて処理します。
3.公共下水道は都道府県が管理する。
誤り。市町村が管理します。
4.全国民の9割以上が下水道を利用している。
誤り。下水道の普及率はおよそ8割程度です。
覚えるポイント
- 公共下水道=市町村、流域下水道=都道府県(2以上の市町村の下水)、都市下水路=雨水の排除。
- 下水処理の中心=活性汚泥法(好気性処理)。
- 水質指標=BOD(河川)、COD(海域と湖沼)、SS、DO。
- 上水道の水質=遊離残留塩素0.1ミリグラム毎リットル以上を保持する。