22AM4|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
ダニ以外で媒介される疾患はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
節足動物が媒介する感染症を、媒介するものごとに整理する問題です。
解説
日本脳炎は、**蚊(コガタアカイエカ)**が媒介するウイルス感染症です。ブタの体内でウイルスが増殖し、それを吸血した蚊が人を刺すことで感染します。多くは不顕性感染ですが、発症すると高熱、意識障害、けいれんをきたし、致命率が高く後遺症も残りやすい疾患です。予防接種が定期接種として行われています。ダニではなく蚊が媒介するため、これが正答です。
ツツガムシ病は、ツツガムシ(ダニの一種)の幼虫に刺されることで感染するリケッチア感染症です。刺し口(黒い痂皮)、発熱、発疹が三徴とされます。
**重症熱性血小板減少症候群(SFTS)**は、マダニに咬まれることで感染するウイルス感染症です。発熱、消化器症状、血小板減少と白血球減少をきたし、致命率が高い疾患です。西日本を中心に報告されています。
日本紅斑熱は、マダニが媒介するリケッチア感染症です。こちらも発熱、発疹、刺し口を特徴とし、ツツガムシ病と症状が似ています。
ほかに、蚊が媒介するものとしてデング熱、マラリア、日本脳炎、ウエストナイル熱、ノミが媒介するものとしてペスト、シラミが媒介するものとして発疹チフスがあります。
選択肢の確認
1.ツツガムシ病
誤り。ツツガムシ(ダニ)が媒介するリケッチア感染症です。
2.重症熱性血小板減少症候群
誤り。マダニが媒介するウイルス感染症です。
3.日本脳炎
正しい。コガタアカイエカという蚊が媒介します。
4.日本紅斑熱
誤り。マダニが媒介するリケッチア感染症です。
覚えるポイント
- 蚊=日本脳炎、デング熱、マラリア、黄熱、ウエストナイル熱。
- ダニ=ツツガムシ病、日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症候群、ライム病。
- ノミ=ペスト。シラミ=発疹チフス、回帰熱。
- 日本脳炎には定期予防接種がある。