22AM31|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
RNAが多く含まれる細胞小器官はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
細胞小器官とRNAの関係を問う問題です。
解説
粗面小胞体は、表面に多数のリボソームが付着した小胞体です。リボソームは**リボソームRNA(rRNA)と蛋白質からなる構造体であり、また蛋白質合成の場として伝令RNA(mRNA)と転移RNA(tRNA)**も集まります。したがってRNAが多く含まれる小器官として粗面小胞体が正答です。粗面小胞体で合成された蛋白質は、分泌されるものや細胞膜に組み込まれるものが中心で、その後ゴルジ装置へ送られます。
なお、リボソームが付着していない滑面小胞体は、脂質とステロイドの合成、解毒、カルシウムの貯蔵(骨格筋では筋小胞体)を担います。
ゴルジ装置は、扁平な袋が重なった構造で、小胞体から送られた蛋白質に糖を付加するなどの加工を行い、選別して輸送小胞として送り出します。RNAが多く含まれる小器官ではありません。
ミトコンドリアは、ATPを産生する小器官です。独自のDNAとリボソームをもつためRNAも存在しますが、量として多く含まれる代表とはされません。母系遺伝することでも知られます。
リソソームは、加水分解酵素を含む小胞で、細胞内消化を担います。RNAを多く含む小器官ではありません。
選択肢の確認
1.ゴルジ装置
誤り。蛋白質の加工と選別、輸送を担います。
2.ミトコンドリア
誤り。ATPを産生する小器官です。
3.リソソーム
誤り。加水分解酵素による細胞内消化を担います。
4.粗面小胞体
正しい。リボソームが付着し、RNAが多く含まれます。
覚えるポイント
- 粗面小胞体=リボソームが付着、蛋白質合成の場。RNAが多い。
- 滑面小胞体=脂質とステロイドの合成、解毒、カルシウムの貯蔵。
- ゴルジ装置=加工、選別、輸送。リソソーム=細胞内消化。
- RNAの種類=mRNA(伝令)、tRNA(転移)、rRNA(リボソーム)。