22AM51第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)

抗原に対する初回の反応で最初に増加する免疫グロブリンはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

免疫グロブリンの種類と、一次応答での動きを問う問題です。

解説

初めて抗原にさらされたときの反応を一次応答といい、このとき最初に増加する免疫グロブリンはIgMです。したがってこれが正答です。IgMは5つの単量体が集まった五量体で分子量が大きく、抗原に結合する部位が多いため凝集能と補体活性化能に優れます。分子が大きいため胎盤を通過しません。一次応答では、その後に遅れてIgGが増加します。

再び同じ抗原にさらされたときの二次応答では、記憶B細胞の働きにより、IgGが速やかに大量に産生されます。ワクチンの追加接種はこの仕組みを利用しています。

IgGは、血中の免疫グロブリンのうち最も多く(約8割)唯一胎盤を通過して胎児に受動免疫を与えます。生後数か月間、乳児を感染から守る役割を果たします。

IgAは、分泌型として唾液、涙、鼻汁、腸液、そして初乳に多く含まれ、粘膜での感染防御を担います。

IgEは、肥満細胞と好塩基球に結合し、抗原と結合すると脱顆粒を起こして**I型アレルギー(即時型)**を引き起こします。気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、アナフィラキシーに関与します。

なお、IgDはB細胞の表面に存在し、その機能は十分に解明されていません。

選択肢の確認

1.IgA
誤り。分泌型として粘膜と初乳に多く含まれます。

2.IgE
誤り。I型アレルギーに関与します。

3.IgG
誤り。最も多く胎盤を通過しますが、一次応答では遅れて増加します。

4.IgM
正しい。一次応答で最初に増加する免疫グロブリンです。

覚えるポイント

  • 一次応答=IgMが最初二次応答=IgGが速やかに大量に産生される。
  • IgG=最多(約8割)、唯一胎盤を通過
  • IgA=分泌型、粘膜と初乳IgM=五量体、最も大きい。
  • IgEI型アレルギー(喘息、花粉症、蕁麻疹、アナフィラキシー)。
22AM5022AM52
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