22AM52第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)

糖尿病性昏睡時にみられるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

異常呼吸と原因病態を対応させる問題です。

解説

クスマウル呼吸は、深く大きな呼吸が規則的に続く呼吸で、代謝性アシドーシスの際にみられます。血液が酸性に傾いたのを補正するため、二酸化炭素を大量に排出しようとして換気量が増える代償反応です。

糖尿病性昏睡のうち、糖尿病性ケトアシドーシスでは、インスリンの著しい不足により脂肪が分解されてケトン体が大量に産生され、強い代謝性アシドーシスとなります。このためクスマウル呼吸がみられ、あわせてアセトン臭(甘酸っぱい果物のようなにおい)、脱水、意識障害が現れます。したがってこれが正答です。1型糖尿病で起こりやすく、緊急の治療を要します。

チェーン・ストークス呼吸は、無呼吸と、次第に大きくなってまた小さくなる呼吸が周期的に繰り返される呼吸です。重症心不全、脳血管障害、尿毒症、終末期にみられます。

ビオー呼吸は、同じ深さの呼吸が突然止まり、また突然再開する不規則な呼吸で、橋や延髄の障害(髄膜炎、脳腫瘍、頭蓋内圧亢進)でみられます。

口すぼめ呼吸は、口をすぼめてゆっくり息を吐く呼吸法で、**慢性閉塞性肺疾患(肺気腫)**の患者にみられます。気道内圧を保って細気管支の虚脱を防ぐ、適応的な呼吸です。

選択肢の確認

1.チェーン・ストークス呼吸
誤り。重症心不全や脳障害でみられる周期性の呼吸です。

2.クスマウル呼吸
正しい。代謝性アシドーシスの代償として深く大きな呼吸が続きます。

3.ビオー呼吸
誤り。橋や延髄の障害でみられる不規則な呼吸です。

4.口すぼめ呼吸
誤り。慢性閉塞性肺疾患でみられる呼吸法です。

覚えるポイント

  • クスマウル呼吸=代謝性アシドーシス(糖尿病性ケトアシドーシス、尿毒症)。
  • チェーン・ストークス呼吸=重症心不全、脳血管障害、終末期。周期性。
  • ビオー呼吸=橋や延髄の障害。不規則。
  • 口すぼめ呼吸=肺気腫。起坐呼吸=左心不全、気管支喘息。
22AM5122AM53
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