22AM55|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
発疹がみられるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
皮膚症状を伴う疾患を選ぶ問題です。
解説
ベーチェット病は、**再発性の口腔内アフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状、眼症状(ぶどう膜炎)**を四主症状とする全身性の炎症性疾患です。
このうち皮膚症状として、下腿の結節性紅斑様皮疹、毛嚢炎様皮疹(にきび様の発疹)、そして注射などの刺激で膿疱ができる針反応がみられます。したがって発疹がみられる疾患としてこれが正答です。HLA-B51との関連が知られています。
パーキンソン病は、黒質のドパミン神経の変性による疾患で、安静時振戦、筋強剛、無動・寡動、姿勢反射障害を四大徴候とします。皮膚症状としては、皮脂の分泌が増える脂漏性の変化(脂顔)がみられることはありますが、発疹を主症状とする疾患ではありません。
メニエール病は、内リンパ水腫による疾患で、反復する回転性めまい、難聴、耳鳴り、耳閉感を特徴とします。皮膚症状はありません。
アルツハイマー病は、大脳皮質の変性による認知症で、記憶障害から始まり、見当識障害、失語、失行、失認が進行します。皮膚症状はありません。
膠原病では皮膚症状が診断上重要なものが多く、SLEの蝶形紅斑、皮膚筋炎のヘリオトロープ疹とゴットロン徴候、全身性硬化症の皮膚硬化などが代表です。
選択肢の確認
1.ベーチェット病
正しい。結節性紅斑様皮疹や毛嚢炎様皮疹がみられます。
2.パーキンソン病
誤り。運動症状が中心であり、発疹を主症状としません。
3.メニエール病
誤り。回転性めまい、難聴、耳鳴りが特徴です。
4.アルツハイマー病
誤り。認知機能の障害が中心です。
覚えるポイント
- ベーチェット病=口腔内アフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状(結節性紅斑様、毛嚢炎様)、ぶどう膜炎。HLA-B51。
- SLE=蝶形紅斑、皮膚筋炎=ヘリオトロープ疹とゴットロン徴候。
- メニエール病=反復する回転性めまい、難聴、耳鳴り、耳閉感。
- パーキンソン病の四大徴候=安静時振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害。