22AM57|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
リンパ節の圧痛がよくみられるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
リンパ節腫脹の性状から病態を推定する問題です。
炎症性と腫瘍性の違いが要点です。
解説
リンパ節の腫脹は、その性状によって原因を推測できます。
炎症性(感染性)の腫脹では、圧痛があり、比較的軟らかく、可動性があり、周囲との癒着が少ないのが特徴です。急性の経過をとります。
化膿性リンパ節炎は、細菌感染がリンパ節に波及したもので、圧痛、発赤、熱感を伴います。したがって圧痛がよくみられるものとしてこれが正答です。膿瘍を形成することもあり、抗菌薬による治療が行われます。
これに対し、腫瘍性の腫脹では、圧痛がなく(無痛性)、硬く、可動性が乏しく、周囲と癒着し、次第に大きくなるのが特徴です。
悪性リンパ腫では、無痛性で弾性硬のリンパ節腫脹がみられます。あわせて発熱、盗汗、体重減少というB症状を伴うことがあります。
白血病でも、リンパ節腫脹は通常無痛性です。あわせて貧血、出血傾向、易感染性がみられます。
伝染性単核球症は、EBウイルスによる感染症で、発熱、咽頭痛、リンパ節腫脹、肝脾腫、異型リンパ球の出現がみられます。リンパ節は腫脹しますが、圧痛は軽度から中等度にとどまり、化膿性リンパ節炎ほど顕著ではありません。
無痛性で硬く癒着したリンパ節腫脹や、増大が続く場合は、悪性腫瘍を疑って医療機関の受診を勧めます。
選択肢の確認
1.悪性リンパ腫
誤り。無痛性で弾性硬の腫脹が特徴です。
2.白血病
誤り。通常は無痛性です。
3.伝染性単核球症
誤り。腫脹はみられますが、圧痛は顕著ではありません。
4.化膿性リンパ節炎
正しい。圧痛、発赤、熱感を伴います。
覚えるポイント
- 炎症性=圧痛あり、軟らかい、可動性あり、急性の経過。
- 腫瘍性=無痛性、硬い、可動性に乏しい、癒着、次第に増大。
- 悪性リンパ腫=無痛性の腫脹+発熱、盗汗、体重減少(B症状)。
- 増大が続く無痛性のリンパ節腫脹は医療機関の受診を勧める。