22AM59第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)

最も重い意識障害はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

意識障害の程度を段階で比べる問題です。

解説

意識の混濁の程度は、軽いものから重いものへ次の順に並びます。

傾眠=うとうとしているが、軽い刺激(呼びかけなど)で容易に覚醒し、やりとりができる状態。

嗜眠=強い刺激を与えれば覚醒するが、放置すると直ちに眠り込む状態。

昏迷=強い刺激(痛み刺激など)にわずかに反応するが、覚醒はしない状態。

半昏睡=痛み刺激にかろうじて反応する程度の状態。

昏睡あらゆる刺激に反応せず、自発運動もなく、深部反射も消失していく最も重い状態。

したがって最も重い意識障害は昏睡であり、これが正答です。

臨床では、**ジャパン・コーマ・スケール(JCS、3-3-9度方式)グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)**が用いられます。JCSは、I 桁(刺激しなくても覚醒)、II 桁(刺激すると覚醒)、III 桁(刺激しても覚醒しない)に分け、数字が大きいほど重篤です。GCSは、開眼、言語反応、運動反応の三項目を合計15点満点で評価し、点数が低いほど重篤です。

施術中に意識障害が生じた場合は、直ちに抜鍼して仰臥位とし、意識と呼吸を確認して、必要に応じて救急要請を行います。

選択肢の確認

1.昏睡
正しい。あらゆる刺激に反応しない最も重い状態です。

2.嗜眠
誤り。強い刺激で覚醒しますが、放置すると眠り込みます。

3.昏迷
誤り。強い刺激にわずかに反応しますが覚醒しません。

4.傾眠
誤り。軽い刺激で容易に覚醒する最も軽い段階です。

覚えるポイント

  • 意識混濁の順(軽い順)=傾眠→嗜眠→昏迷→半昏睡→昏睡
  • JCS(3-3-9度方式)=数字が大きいほど重篤。GCS=15点満点、低いほど重篤。
  • 意識障害の原因=脳血管障害、頭部外傷、低血糖、薬物、低酸素、感染、代謝異常。
  • 施術中の意識障害=抜鍼、仰臥位、意識と呼吸の確認、必要に応じて救急要請。
22AM5822AM60
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