22AM6|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
高齢者の医療の確保に関する法律に基づく特定保健指導において、積極的支援の対象者の判定に用いない検査項目はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
特定健康診査と特定保健指導の判定項目を問う問題です。
メタボリックシンドロームに関わる項目を確認します。
解説
特定健康診査(いわゆるメタボ健診)は、40歳から74歳を対象に、メタボリックシンドロームに着目して行われる健康診査です。その結果に基づいて、動機付け支援または積極的支援の対象者が階層化されます。
判定は、まず**腹囲(男性85センチメートル以上、女性90センチメートル以上)またはBMI(25以上)**で内臓脂肪の蓄積を評価し、そのうえで次の追加リスクの数と喫煙歴によって支援区分を決めます。
追加リスクとなるのは、血糖(空腹時血糖またはHbA1c)、脂質(中性脂肪またはHDLコレステロール)、血圧の三項目です。
肝機能(AST、ALT、γ-GTP)は、健康診査の検査項目には含まれますが、支援区分の判定(階層化)には用いられません。したがってこれが正答です。
すなわち、判定に用いるのは腹囲またはBMI、血糖、脂質、血圧、喫煙歴であり、肝機能はその中に含まれない、と整理します。
保健指導の内容は、生活習慣の改善(食事、運動、禁煙)を促すもので、積極的支援では3か月以上の継続的な支援が行われます。
選択肢の確認
1.血圧
誤り。追加リスクの判定項目に含まれます。
2.血糖
誤り。追加リスクの判定項目に含まれます。
3.HDLコレステロール
誤り。脂質の項目として判定に用いられます。
4.肝機能
正しい。検査は行われますが、支援区分の判定には用いられません。
覚えるポイント
- 特定健康診査=40歳から74歳が対象。メタボリックシンドロームに着目。
- 判定=腹囲(男性85、女性90センチメートル)またはBMI25以上+血糖、脂質、血圧+喫煙歴。
- 支援区分=動機付け支援と積極的支援。
- メタボリックシンドロームの診断=腹囲が必須で、血糖、脂質、血圧のうち2項目以上。