22AM67第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)

アトピー性皮膚炎について誤っているのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

アトピー性皮膚炎について、誤った記述を選ぶ問題です。

アレルギーの型を確認します。

解説

アトピー性皮膚炎は、主にI型(即時型)アレルギーが関与する疾患です。IgEが肥満細胞に結合し、抗原と反応して脱顆粒が起こることで炎症が生じます。ただし、遅発相ではT細胞を介した反応も関与し、皮膚のバリア機能の低下(フィラグリンの異常など)も重要な要因です。いずれにせよII型アレルギーではないため、この記述が誤りであり、正答です。II型アレルギーは細胞傷害型で、自己免疫性溶血性貧血、重症筋無力症、バセドウ病、不適合輸血が該当します。

季節により症状が変動しやすいという記述は正しい内容です。乾燥する冬や、汗をかく夏に悪化しやすく、季節性の変動を示します。

気管支喘息と合併しやすいという記述も正しい内容です。アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎(花粉症)は、いずれもI型アレルギーを基盤とするアトピー素因によるもので、しばしば併存し、年齢とともに移り変わることもあります(アレルギーマーチ)。

家系内発症がみられやすいという記述も正しい内容です。アトピー素因は遺伝的な要因が強く、家族に同様の疾患をもつ人が多くみられます。

治療は、保湿によるスキンケア、副腎皮質ステロイド外用薬などによる炎症の抑制、悪化因子の除去が三本柱となります。

選択肢の確認

1.Ⅱ型アレルギーである。
誤った記述であり、これが正答です。主にI型アレルギーが関与します。

2.季節により症状が変動しやすい。
正しい記述です。乾燥する冬や発汗する夏に悪化しやすくなります。

3.気管支喘息と合併しやすい。
正しい記述です。アトピー素因により併存します。

4.家系内発症がみられやすい。
正しい記述です。遺伝的要因が関与します。

覚えるポイント

  • アトピー性皮膚炎=主にI型アレルギー。IgEと肥満細胞が関与。
  • I型=アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、蕁麻疹、アナフィラキシー。
  • II型(細胞傷害型)=自己免疫性溶血性貧血、重症筋無力症、バセドウ病、不適合輸血。
  • III型(免疫複合体型)=SLE、糸球体腎炎、血清病。IV型(遅延型)=ツベルクリン反応、接触皮膚炎、移植拒絶。
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