22AM72|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
メルゼブルグの三主徴でないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
バセドウ病(グレーブス病)のメルゼブルグの三主徴を問う問題です。
解説
メルゼブルグの三主徴は、バセドウ病を特徴づける三つの所見で、次のとおりです。
眼球突出、甲状腺腫大(びまん性)、頻脈の三つです。
したがって、これに含まれないものは発汗過多であり、これが正答です。発汗過多は、甲状腺ホルモンの過剰による代謝亢進の症状として実際にみられますが、三主徴には含まれません。
バセドウ病は、TSH受容体に対する自己抗体(TRAb)が甲状腺を持続的に刺激することで甲状腺ホルモンが過剰に産生される自己免疫疾患で、若い女性に多く発症します。II型アレルギー(刺激型)に分類されます。
甲状腺ホルモンが過剰になると全身の代謝が亢進し、次のような症状が現れます。動悸、頻脈、手指のふるえ、発汗過多、暑がり、体重減少(食欲はあるのに痩せる)、下痢傾向、いらいら、不眠、易疲労、月経異常です。検査では、遊離T3とT4が高値、TSHが低値、TRAbが陽性となります。
治療は、抗甲状腺薬、放射性ヨウ素、手術のいずれかが選択されます。
なお、甲状腺機能低下症(橋本病など)では逆に、寒がり、体重増加、便秘、無気力、徐脈、粘液水腫がみられます。
選択肢の確認
1.発汗過多
正しい(三主徴でない)。代謝亢進の症状としてみられますが、三主徴には含まれません。
2.頻脈
誤り。三主徴の一つです。
3.眼球突出
誤り。三主徴の一つです。
4.甲状腺腫大
誤り。三主徴の一つです。
覚えるポイント
- メルゼブルグの三主徴=眼球突出、甲状腺腫大、頻脈。
- バセドウ病=**TSH受容体抗体(TRAb)**による自己免疫疾患。若い女性に多い。
- 検査=遊離T3・T4が高値、TSHが低値。
- 甲状腺機能低下症=寒がり、体重増加、便秘、徐脈、粘液水腫、無気力。