22AM75|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午前(科目未分類)
症候群と神経との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
絞扼性神経障害と、障害される神経を対応させる問題です。
解説
手根管症候群は、手関節の掌側にある手根管(手根骨と屈筋支帯で囲まれたトンネル)で、正中神経が圧迫される病態です。したがってこの組合せが正しく、正答です。中年以降の女性に多く、母指から環指橈側のしびれと痛み(夜間から明け方に強い)、母指球筋の萎縮による猿手、母指の対立障害がみられます。ファレンテストとティネル徴候が陽性となり、局所治療穴は大陵です。妊娠、透析、関節リウマチ、手の使いすぎが背景となります。
肘部管症候群は、肘の内側にある肘部管(肘頭と上腕骨内側上顆の間)で、尺骨神経が圧迫される病態です。橈骨神経ではありません。小指と環指尺側のしびれ、骨間筋の萎縮、鷲手、フローマン徴候がみられます。局所治療穴は小海です。
梨状筋症候群は、殿部で梨状筋により坐骨神経が圧迫される病態です。大腿神経ではありません。殿部痛と下肢後面への放散痛がみられ、ボンネットテストが陽性となります。局所治療穴は環跳や秩辺です。
足根管症候群は、内果の後下方にある足根管で、脛骨神経が圧迫される病態です。総腓骨神経ではありません。足底のしびれと灼熱感がみられ、局所治療穴は太渓です。
選択肢の確認
1.肘部管症候群-橈骨神経
誤り。尺骨神経が障害されます。
2.手根管症候群-正中神経
正しい。手根管で正中神経が圧迫されます。
3.梨状筋症候群-大腿神経
誤り。坐骨神経が圧迫されます。
4.足根管症候群-総腓骨神経
誤り。脛骨神経が圧迫されます。
覚えるポイント
- 手根管症候群=正中神経。猿手、母指の対立障害。ファレンテスト。局所穴は大陵。
- 肘部管症候群=尺骨神経。鷲手、フローマン徴候。局所穴は小海。
- 梨状筋症候群=坐骨神経。局所穴は環跳。
- 足根管症候群=脛骨神経。足底のしびれ。局所穴は太渓。