22PM104|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
難経六十九難の治療法則で肝虚証の治療穴はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
難経六十九難の法則に基づいて、肝虚証の治療穴を選ぶ問題です。
解説
六十九難の原則は「虚すればその母を補い、実すればその子を瀉す」です。
肝は五行で木に属します。木を生じる母は水です。したがって肝虚証では、水に配当される穴、すなわち合水穴を補います。
具体的には、自経である肝経の合水穴である曲泉と、母経である腎経の合水穴である陰谷を補います。選択肢のうち該当するのは曲泉であり、これが正答です。曲泉は、膝内側、半腱様筋腱と半膜様筋腱の内側の陥凹部、膝窩横紋の内側端に取ります。
肝経の五行穴を確認します。大敦が井木穴、行間が滎火穴、太衝が兪土穴(原穴)、中封が経金穴、曲泉が合水穴です。
したがって、大敦は井木穴であり、これを補うのは自経の本穴を補う方法(本経補瀉)にあたりますが、六十九難の母を補う原則には合いません。
太衝は兪土穴かつ原穴で、肝の病証全般に広く用いられますが、六十九難の原則で選ばれる穴ではありません。
中封は経金穴です。金は木を克する関係にあり、補うべき穴ではありません。
選択肢の確認
1.曲泉
正しい。肝経の合水穴であり、肝虚証で母(水)を補う穴です。
2.大敦
誤り。肝経の井木穴です。
3.太衝
誤り。肝経の兪土穴かつ原穴です。
4.中封
誤り。肝経の経金穴です。
覚えるポイント
- 六十九難=虚すれば母を補い、実すれば子を瀉す。
- 肝虚証=**曲泉(肝経の合水穴)**と陰谷(腎経の合水穴)を補う。
- 肺虚証=太淵と太白(兪土穴)。脾虚証=大都と少府(滎火穴)。
- 腎虚証=復溜と経渠(経金穴)。心虚証=少衝と大敦(井木穴)。