22PM105|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
迎随の補瀉で補法はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
迎随の補瀉の原則を問う問題です。
経脈の流注方向を確認します。
解説
迎随の補瀉は、鍼尖を向ける方向によって補瀉を分ける方法です。
経脈の流れる方向(流注方向)に向けて刺す(随)のが補法、流れに逆らう方向に向けて刺す(迎)のが瀉法です。
三陰交は足の太陰脾経の経穴で、内果尖の上方3寸にあります。脾経は足の三陰経であり、足から腹胸へ上行します。したがって、三陰交で膝関節に向けて刺すことは、流注方向に向けることになり、補法にあたります。したがってこれが正答です。
太淵は手の太陰肺経の経穴で、手関節前外側にあります。肺経は手の三陰経であり、胸から手へ下行します。したがって、太淵で肘関節に向けて刺すことは、流注と逆の方向になり、瀉法にあたります。
外関は手の少陽三焦経の経穴で、手関節背側横紋の上方2寸にあります。三焦経は手の三陽経であり、手から頭へ上行します。したがって、外関で手関節に向けて刺すことは、流注と逆の方向になり、瀉法にあたります。
足臨泣は足の少陽胆経の経穴で、足背にあります。胆経は足の三陽経であり、頭から足へ下行します。したがって、足臨泣で足関節に向けて刺すことは、末梢から中枢へ向かうことになり、流注と逆であるため瀉法にあたります。
選択肢の確認
1.太淵穴では肘関節に向けて刺す。
誤り。肺経は胸から手へ下行するため、流注と逆で瀉法です。
2.外関穴では手関節に向けて刺す。
誤り。三焦経は手から頭へ上行するため、流注と逆で瀉法です。
3.足臨泣では足関節に向けて刺す。
誤り。胆経は頭から足へ下行するため、流注と逆で瀉法です。
4.三陰交穴では膝関節に向けて刺す。
正しい。脾経は足から腹胸へ上行するため、流注方向であり補法です。
覚えるポイント
- 迎随の補瀉=流注方向に向ける(随)が補法、逆らう(迎)が瀉法。
- 流注の向き=手の三陰経は胸から手へ、手の三陽経は手から頭へ、足の三陽経は頭から足へ、足の三陰経は足から腹胸へ。
- 他の補瀉=呼吸の補瀉、開闔の補瀉、徐疾の補瀉、提按の補瀉、九六の補瀉。
- 補法は一般に刺激量が少なく、瀉法は多い。