22PM107|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
経脈間の接続とその部位との組合せで正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
十二経脈の接続部位を問う問題です。
解説
十二経脈は、手足の末端、頭面部、胸腹部でつながり、循環を形成します。
三焦経から胆経へのつながりは、三焦経の終わりである糸竹空(眉毛の外端)から、胆経の始まりである瞳子髎(外眼角の外方5分)へ至るもので、部位は外眼角です。したがってこの組合せが正しく、正答です。
小腸経から膀胱経へのつながりは、小腸経の終わりである聴宮(耳の前)から、膀胱経の始まりである睛明(内眼角の内上方)へ至ります。鼻翼の外方ではありません。鼻翼の外方(迎香)は、大腸経から胃経への接続部です。
脾経から心経へのつながりは、脾経が心中に注ぐことで成立し、部位は心中です。側胸部ではありません(なお、脾経の終わりの経穴である大包は側胸部にあります)。
腎経から心包経へのつながりは、腎経が胸中に注ぐことで成立し、部位は胸中です。心中ではありません。
接続部位を整理すると、手の陰経と手の陽経は手指の末端、手の陽経と足の陽経は頭面部、足の陽経と足の陰経は足趾の末端、足の陰経と手の陰経は胸腹部でつながります。この原則を押さえたうえで、具体的な部位を確認していくと覚えやすくなります。
選択肢の確認
1.小腸経から膀胱経-鼻翼外方
誤り。内眼角(聴宮から睛明)でつながります。
2.脾経から心経-側胸部
誤り。心中でつながります。
3.腎経から心包経-心中
誤り。胸中でつながります。
4.三焦経から胆経-外眼角
正しい。糸竹空から瞳子髎へ、外眼角でつながります。
覚えるポイント
- 頭面部の接続=大腸経から胃経は鼻翼外方、小腸経から膀胱経は内眼角、三焦経から胆経は外眼角。
- 胸腹部の接続=脾経から心経は心中、腎経から心包経は胸中、肝経から肺経は中焦。
- 手指端=肺経から大腸経(示指端)、心経から小腸経(小指端)、心包経から三焦経(薬指端)。
- 足趾端=胃経から脾経(母趾)、膀胱経から腎経(小趾)、胆経から肝経(母趾)。