22PM114|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
肩甲骨上角の上方陥凹部に位置するのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
肩甲部の経穴を、骨の目印で区別する問題です。
解説
天髎は手の少陽三焦経の経穴で、肩甲部、肩甲骨上角の上方の陥凹部に取ります。問題文の条件に合致するため、これが正答です。この部位には肩甲挙筋と僧帽筋があり、肩こりの治療にも用いられます。ただし深部に肺尖があるため、深刺は避けます。
曲垣は手の太陽小腸経の経穴で、肩甲部、棘上窩の内側端に取ります。肩甲棘の内側端の上方にあたり、棘上筋の部位です。上角の上方ではありません。
肩外兪も小腸経の経穴で、上背部、第1胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸に取ります。肩甲骨の内側縁の内方にあたります。
肩井は足の少陽胆経の経穴で、後頸部、第7頸椎棘突起と肩峰外縁を結ぶ線の中点に取ります。僧帽筋上部の上にあり、肩こりの代表的な治療穴ですが、深部に肺尖があるため深刺は禁忌です。
肩甲部の経穴を整理すると、肩甲骨上角の上方が天髎、棘上窩の内側端が曲垣、棘上窩の中央付近(天宗の直上)が秉風、棘下窩の中央が天宗、肩甲棘外端の下方が臑兪となります。
選択肢の確認
1.曲垣
誤り。棘上窩の内側端にあります。
2.肩外兪
誤り。第1胸椎の高さ、後正中線の外方3寸にあります。
3.天髎
正しい。肩甲骨上角の上方の陥凹部にあります。
4.肩井
誤り。第7頸椎棘突起と肩峰外縁を結ぶ線の中点にあります。
覚えるポイント
- 天髎=三焦経、肩甲骨上角の上方の陥凹部。
- 肩甲部=曲垣(棘上窩内側端)、秉風(棘上窩)、天宗(棘下窩)、臑兪(肩甲棘外端の下方)。
- 肩井=第7頸椎棘突起と肩峰外縁の中点。深刺は禁忌(肺尖)。
- 肩中兪(第7頸椎の高さ、外方2寸)と肩外兪(第1胸椎の高さ、外方3寸)も区別する。