22PM115|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
取穴法で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
前腕の経穴の取穴位置を、基準となる経穴からの距離で問う問題です。
解説
三陽絡は手の少陽三焦経の経穴で、前腕後面、橈骨と尺骨の骨間の中点、手関節背側横紋の上方4寸に取ります。三焦経の原穴である陽池が手関節背側横紋の中央にあるため、「陽池の上方4寸」という表現は正しく、これが正答です。三陽絡は、支溝(上方3寸)のさらに1寸上にあたります。
支正は手の太陽小腸経の絡穴で、前腕後内側、尺骨内縁と尺側手根屈筋の間、手関節背側横紋の上方5寸に取ります。小腸経の経火穴である陽谷が手関節後内側にあるため、「陽谷の上方5寸」となります。4寸ではありません。
温溜は手の陽明大腸経の郄穴で、前腕後外側、陽渓と曲池を結ぶ線上、手関節背側横紋の上方5寸に取ります。大腸経の経火穴である陽渓が手関節後外側にあるため、「陽渓の上方5寸」となります。4寸ではありません。
孔最は手の太陰肺経の郄穴で、前腕前外側、尺沢と太淵を結ぶ線上、手関節掌側横紋の上方7寸に取ります。肺経の原穴である太淵が手関節前外側にあるため、「太淵の上方7寸」となります。4寸ではありません。
前腕の経穴は、手関節横紋からの寸法で整理すると確実に覚えられます。
選択肢の確認
1.支正は陽谷の上方4寸に取る。
誤り。支正は手関節背側横紋の上方5寸にあります。
2.三陽絡は陽池の上方4寸に取る。
正しい。橈骨と尺骨の骨間の中点、上方4寸にあります。
3.温溜は陽渓の上方4寸に取る。
誤り。温溜は上方5寸にあります。
4.孔最は太淵の上方4寸に取る。
誤り。孔最は上方7寸にあります。
覚えるポイント
- 三焦経=陽池(横紋)、外関(2寸)、支溝(3寸)、三陽絡(4寸)、四瀆(肘頭の下5寸)。
- 小腸経=陽谷(横紋)、養老(尺骨頭の上)、支正(5寸、絡穴)、小海(肘)。
- 大腸経=陽渓(横紋)、偏歴(3寸、絡穴)、温溜(5寸、郄穴)、下廉、上廉、手三里、曲池。
- 肺経=太淵(横紋)、経渠(1寸)、列欠(1寸5分、絡穴)、孔最(7寸、郄穴)、尺沢(肘)。