22PM116第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)

経穴と動脈との組合せで正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

経穴と、その部位を走行する動脈を対応させる問題です。

刺鍼の安全という観点でも重要です。

解説

足五里は足の厥陰肝経の経穴で、大腿内側、気衝の下方3寸、動脈拍動部に取ります。この部位は大腿三角の内側にあたり、大腿動脈が走行します。したがってこの組合せが正しく、正答です。大腿動脈は太い動脈であるため、この部位への刺鍼では拍動を確認し、動脈を避けて行う必要があります。

合谷は手の陽明大腸経の原穴で、手背、第2中手骨中点の橈側に取ります。この部位には第1背側骨間筋があり、走行する動脈は橈骨動脈の枝(第1背側中手動脈)です。尺骨動脈ではありません。尺骨動脈は手関節の尺側(ギヨン管)を通ります。

豊隆は足の陽明胃経の絡穴で、下腿前外側、前脛骨筋の外縁、外果尖の上方8寸に取ります。この部位は前方コンパートメントにあたり、前脛骨動脈と深腓骨神経が走行します。後脛骨動脈は深後方コンパートメントを走行し、内果の後方(太渓の部位)で拍動を触れます。

聴会は足の少陽胆経の経穴で、顔面部、珠間切痕と下顎骨の関節突起の間、口を開けたときの陥凹部に取ります。この周囲を走行するのは浅側頭動脈です。顔面動脈は下顎骨の下縁を越えて口角と鼻の外側へ向かうもので、大迎の部位で拍動を触れます。

選択肢の確認

1.足五里-大腿動脈
正しい。大腿内側の動脈拍動部に取ります。

2.合谷-尺骨動脈
誤り。第1背側骨間筋の部位であり、橈骨動脈の枝が走行します。

3.豊隆-後脛骨動脈
誤り。前脛骨動脈が走行します。

4.聴会-顔面動脈
誤り。浅側頭動脈が走行します。

覚えるポイント

  • 足五里=肝経、気衝の下3寸、大腿動脈拍動部。刺鍼では動脈を避ける。
  • 太淵=橈骨動脈(脈診の部位)、人迎=総頸動脈大迎=顔面動脈耳門・和髎=浅側頭動脈
  • 太渓=後脛骨動脈衝陽=足背動脈箕門・衝門=大腿動脈
  • 動脈拍動部への刺鍼は、拍動を確認して避け、抜鍼後は十分に圧迫する。
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