22PM118|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
骨会はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
八会穴の骨会を問う問題です。
解説
八会穴は、臓、腑、気、血、筋、脈、骨、髄のそれぞれの気が集まるとされる八つの経穴です。
骨会は大杼です。足の太陽膀胱経の経穴で、上背部、第1胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方1寸5分に取ります。したがってこれが正答です。骨の病証、すなわち骨の疾患や骨折後、骨粗鬆症、関節の痛みなどに用いられます。なお、この部位は深部に肺があるため、深刺を避け斜刺とします。
肩中兪は手の太陽小腸経の経穴で、上背部、第7頸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方2寸に取ります。八会穴ではありません。
跗陽は足の太陽膀胱経の経穴で、下腿後外側、腓骨とアキレス腱の間、崑崙の上方3寸に取ります。陽蹻脈の郄穴であり、八会穴ではありません。
三陰交は足の太陰脾経の経穴で、下腿内側、脛骨内縁の後際、内果尖の上方3寸に取ります。足の三陰経(脾経、肝経、腎経)の交会穴であり、八会穴ではありません。婦人科疾患、消化器症状、泌尿器症状に広く用いられる重要な経穴ですが、妊婦への強刺激は避けるとされます。
八会穴をまとめると、腑会が中脘、臓会が章門、筋会が陽陵泉、髄会が懸鍾、血会が膈兪、骨会が大杼、脈会が太淵、気会が膻中です。
選択肢の確認
1.肩中兪
誤り。小腸経の経穴で、第7頸椎の高さにあります。
2.大杼
正しい。骨会であり、第1胸椎の高さ、後正中線の外方1寸5分にあります。
3.跗陽
誤り。陽蹻脈の郄穴です。
4.三陰交
誤り。足の三陰経の交会穴です。
覚えるポイント
- 八会穴=腑会中脘、臓会章門、筋会陽陵泉、髄会懸鍾、血会膈兪、骨会大杼、脈会太淵、気会膻中。
- 大杼=第1胸椎棘突起下、後正中線の外方1寸5分。深刺は気胸に注意。
- 三陰交=脾経・肝経・腎経の交会穴。内果尖の上3寸。
- 跗陽=陽蹻脈の郄穴。交信=陰蹻脈の郄穴。築賓=陰維脈の郄穴。陽交=陽維脈の郄穴。