22PM121|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
痛みの性質と治療方針との組合せで最も適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
痛みの性質から病態を判断し、治療方針を選ぶ問題です。
解説
酸痛は、だるく重い痛みで、力が抜けるような感覚を伴います。腰や膝、四肢に多くみられ、湿邪、気血の不足、腎虚によって生じるとされます。したがって、湿を除くという治療方針は適切であり、これが正答です。湿邪による場合は、陰陵泉、足三里、脾兪、豊隆などを用いて除湿を図ります。
隠痛は、しくしくと続く軽い痛みで、虚証(気虚、血虚、陽虚)を示します。押さえると楽になる(喜按)ことが多く、治療方針は不足しているものを補うことです。熱を除く方針は合いません。熱を除くのは、灼熱感を伴う痛み(灼痛)や、熱証の所見がある場合です。
刺痛は、針で刺されるような鋭い痛みで、部位が固定し夜間に強まります。血瘀を示す代表的な痛みであり、治療方針は**血の巡りを改善する(活血化瘀)**ことです。気を補う方針とは異なります(気虚が背景にある場合に補気を併用することはありますが、第一の方針は活血です)。
脹痛は、張ったような痛みで、部位が移動しやすく、情志の変動やげっぷ、放屁で軽減します。気滞を示す代表的な痛みであり、治療方針は**気の巡りを改善する(理気)**ことです。血を補う方針とは異なります。
選択肢の確認
1.酸痛-湿を除く
正しい。酸痛は湿邪や気血不足、腎虚によります。
2.隠痛-熱を除く
誤り。隠痛は虚証を示し、補う方針をとります。
3.刺痛-気を補う
誤り。刺痛は血瘀を示し、活血化瘀を図ります。
4.脹痛-血を補う
誤り。脹痛は気滞を示し、理気を図ります。
覚えるポイント
- 酸痛=湿邪、気血不足、腎虚。だるく重い痛み。
- 刺痛=血瘀(活血)、脹痛=気滞(理気)、隠痛=虚証(補う)。
- 重痛=湿、灼痛=熱、冷痛=寒(温める)、絞痛=有形の実邪。
- 喜按は虚証、拒按は実証。