22PM150|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
「内部環境」という用語で恒常性について述べた人物はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
恒常性に関する概念を提唱した人物を問う問題です。
解説
クロード・ベルナールは、19世紀のフランスの生理学者で、細胞を取り巻く体液を「内部環境」と呼び、その内部環境の恒常性(固定性)が自由で独立した生命の条件であると述べました。したがってこれが正答です。この考え方が、後の恒常性の概念の基礎となりました。
ウォルター・キャノンは、20世紀のアメリカの生理学者で、ベルナールの内部環境の概念を発展させ、**ホメオスタシス(homeostasis、恒常性)という語を提唱しました。あわせて、危機に際して交感神経と副腎髄質が働く緊急反応(闘争・逃走反応)**も提唱しています。
ハンス・セリエは、カナダの生理学者で、ストレス学説を提唱しました。さまざまな有害刺激(ストレッサー)に対して生体が共通の非特異的反応を示すことを汎適応症候群(警告反応期、抵抗期、疲憊期)として説明しました。
ノーバート・ウィーナーは、アメリカの数学者で、サイバネティックスを提唱しました。出力の一部を入力へ戻すフィードバックによる自動制御を、機械と生体に共通する原理として扱いました。
これら四名は、いずれも生体の調節に関する重要な概念を提唱した人物として頻出であり、人物と概念の対応を正確に覚えておく必要があります。
選択肢の確認
1.ノーバート・ウィーナー
誤り。サイバネティックス(フィードバックによる自動制御)を提唱しました。
2.クロード・ベルナール
正しい。「内部環境」の恒常性を述べました。
3.ウォルター・キャノン
誤り。ホメオスタシスという語と緊急反応を提唱しました。
4.ハンス・セリエ
誤り。ストレス学説(汎適応症候群)を提唱しました。
覚えるポイント
- クロード・ベルナール=内部環境の恒常性。
- キャノン=ホメオスタシスという語、緊急反応(闘争・逃走反応)。
- セリエ=ストレス学説(汎適応症候群)。警告反応期、抵抗期、疲憊期。
- ウィーナー=サイバネティックス(フィードバックによる自動制御)。