22PM152第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)

粗悪艾の特徴で正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

**粗悪艾(粗製艾)**の特徴を問う問題です。

良質艾と対比して整理します。

解説

粗悪艾は、精製の回数が少なく夾雑物(葉肉、葉脈、茎など)を多く含む艾です。夾雑物が多いことにより、次のような性質を示します。

燃焼時間が長くなります。夾雑物が密に詰まっているため燃え尽きるのに時間がかかり、熱が長く続きます。したがってこの記述が正しく、正答です。あわせて燃焼時の最高温度が高くなるため、熱感が強く刺激が大きくなります。この性質から、粗悪艾は温灸、隔物灸、灸頭鍼など、強い火力と持続する熱が必要な灸法に用いられます。

繊維が細かいという記述は誤りです。繊維(毛茸)が細かく軟らかいのは良質艾の特徴です。粗悪艾は粗く硬い手触りとなります。

乾燥しているという記述も、粗悪艾を特徴づけるものではありません。艾は良質・粗悪を問わず乾燥した状態で保存し使用するのが原則であり、湿気を含むと燃焼が不安定になります。

燃焼時の最高温度が低いという記述も誤りです。低いのは良質艾であり、粗悪艾は高くなります。良質艾は燃焼温度が低く穏やかな熱感となるため、皮膚上で直接燃やす透熱灸に適します。

選択肢の確認

1.繊維が細かい。
誤り。細かく軟らかいのは良質艾の特徴です。

2.乾燥している。
誤り。良質・粗悪を問わず乾燥した状態で用います。

3.燃焼時の最高温度が低い。
誤り。低いのは良質艾です。粗悪艾は高くなります。

4.燃焼時間が長い。
正しい。夾雑物が多いため燃え尽きるのに時間がかかります。

覚えるポイント

  • 粗悪艾=夾雑物が多い、黒っぽい、粗く硬い、燃焼温度が高く燃焼時間が長い。用途は温灸、隔物灸、灸頭鍼
  • 良質艾=毛茸が主体、淡黄白色、軽く柔らかい、燃焼温度が低い。用途は透熱灸
  • 艾の主体は毛茸、香りのもとは腺毛の精油。
  • 刺激量は艾炷の大きさ、硬さ、壮数、そして艾の質で調節する。
22PM15122PM153
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