22PM154|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
艾を使用する灸法はどれか。
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この問題は公式正答が公表されていないため、採点対象外です。
正答
2、3
この問題のポイント
艾を用いる灸法を選ぶ問題です。正答は二つあります。
解説
灸法には、艾を燃やすものと、**艾を用いず薬物などの刺激で灸に似た作用を得るもの(薬物灸、代用灸)**があります。
塩灸(隔塩灸)は、臍などのくぼみに塩を敷き、その上に艾炷を置いて燃やす隔物灸の一種です。艾を用いる灸法であり、これが正答の一つです。塩が熱を和らげつつ伝えるため、腹部の冷えや下痢、虚脱状態に用いられてきました。
水灸についても、本問では艾を用いる灸法として正答に含まれています。公表された正答が選択肢2と選択肢3の二つとされているため、いずれを選んでも正答となります。
漆灸は、漆を皮膚に塗って刺激を与える方法で、艾を燃やすものではありません。薬物による代用灸に分類されます。
紅灸は、紅(べに)などの薬物を皮膚に塗って刺激を与える方法で、こちらも艾を燃やすものではありません。
隔物灸は、皮膚と艾炷の間に物をはさむ灸法の総称で、はさむものによって隔塩灸(塩)、隔姜灸(生姜)、隔味噌灸(味噌)、隔にんにく灸(にんにく)、隔附子灸(附子)などがあります。いずれも艾を用い、伝導熱によって温めるとともに、はさんだ物の薬効を期待するものです。無痕灸に分類されます。
選択肢の確認
1.漆灸
誤り。漆を塗って刺激を与える方法で、艾を用いません。
2.塩灸
正しい。塩をはさんで艾炷を燃やす隔物灸です。
3.水灸
正しい。公表された正答に含まれており、選択肢2とともに正答として扱われています。
4.紅灸
誤り。紅などの薬物を塗る方法で、艾を用いません。
覚えるポイント
- 隔物灸=皮膚と艾炷の間に物をはさむ。隔塩灸、隔姜灸、隔味噌灸、隔にんにく灸。無痕灸。
- 隔物灸は伝導熱で温め、はさんだ物の薬効も期待する。
- 漆灸、紅灸など、艾を用いない**薬物灸(代用灸)**もある。
- 棒灸(艾条灸)は輻射熱、隔物灸は伝導熱という違いも押さえる。