22PM157第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)

施灸に際して行う患者の皮膚消毒で正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

施灸時の皮膚消毒の方法を問う問題です。

解説

施灸にあたっては、施術部位の皮膚を施灸の前と後の両方で消毒します。前に行うのは皮膚の細菌を減らして熱傷部からの感染を防ぐため、後に行うのは熱傷を生じた部位を清潔に保つためです。したがってこの記述が正しく、正答です。

ラビング法で行うという記述は誤りです。ラビング法(擦式法)は、擦式アルコール製剤を手にとってすりこむ手指消毒の方法です。施術部位の皮膚消毒の手技ではありません。なお、手洗いの方法としては、流水と石鹸によるスクラビング法と、擦式製剤によるラビング法があります。

薬剤は次亜塩素酸ナトリウムを用いるという記述も誤りです。次亜塩素酸ナトリウムは、器具や環境、血液で汚染された箇所の消毒に用いる薬剤で、皮膚への使用には適しません(刺激が強く、皮膚を傷めます)。施術部位の皮膚消毒には**消毒用エタノール(76.9から81.4容量パーセント)**を用います。

施灸部位を往復しながら清拭するという記述も誤りです。往復させると、周囲の汚れを消毒した部位へ戻してしまいます。中心から外側へ、一方向に円を描くように拭くのが原則です。同じ綿花で往復したり、同じ場所を何度も拭き戻したりしてはいけません。

選択肢の確認

1.ラビング法で行う。
誤り。ラビング法は手指消毒の方法です。

2.施灸前後に行う。
正しい。感染の防止と清潔の保持のため、前後の両方で行います。

3.薬剤は次亜塩素酸ナトリウムを用いる。
誤り。器具や環境の消毒に用いる薬剤であり、皮膚には適しません。

4.施灸部位を往復しながら清拭する。
誤り。中心から外側へ一方向に拭きます。

覚えるポイント

  • 施術部位の消毒=消毒用エタノール中心から外側へ一方向施術前後に行う。
  • ラビング法=擦式アルコール製剤による手指消毒スクラビング法=流水と石鹸。
  • 次亜塩素酸ナトリウム=器具、環境、血液汚染部の消毒。皮膚には用いない。
  • 消毒用エタノールの濃度=76.9から81.4容量パーセント
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