22PM81|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
特発性三叉神経痛について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
特発性三叉神経痛の特徴を問う問題です。
解説
特発性三叉神経痛では、三叉神経の三つの枝のうち、**第2枝(上顎神経)**が最も多く侵され、次いで第3枝(下顎神経)が多くみられます。第1枝(眼神経)の単独罹患はまれです。したがってこの記述が正しく、正答です。
多くは、三叉神経の根元が血管(上小脳動脈など)によって圧迫されることが原因と考えられています。
若年者に多いという記述は誤りです。**中高年(50歳以降)**に多く発症し、やや女性に多い傾向があります。
前駆症状を伴うという記述も誤りです。痛みは突然、何の前触れもなく始まります。前駆症状を伴うのは片頭痛(閃輝暗点など)です。
痛みは持続的であるという記述も誤りです。痛みは発作性で電撃的であり、数秒から数十秒という短時間で終わります。これを1日に何度も繰り返します。洗顔、歯磨き、髭剃り、食事、会話、冷たい風といった刺激が引き金(トリガー)となり、顔の特定の部位(トリガーポイント)に触れることでも誘発されます。発作の合間は無症状です。
治療としては、カルバマゼピンなどの薬物療法が第一選択で、効果が不十分な場合は神経ブロックや微小血管減圧術が行われます。
選択肢の確認
1.若年者に多い。
誤り。中高年に多く発症します。
2.前駆症状を伴う。
誤り。前触れなく突然始まります。
3.罹患枝は第2枝が多い。
正しい。次いで第3枝が多くなります。
4.痛みは持続的である。
誤り。発作性で電撃的な短時間の痛みです。
覚えるポイント
- 特発性三叉神経痛=中高年、第2枝が最多、発作性・電撃的な短時間の痛み。
- トリガーポイントへの接触や、洗顔、食事、会話で誘発される。発作の合間は無症状。
- 原因の多くは血管による神経根の圧迫。
- 治療=カルバマゼピン、神経ブロック、微小血管減圧術。