22PM82|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
片頭痛について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
片頭痛の特徴を問う問題です。
緊張型頭痛との違いを対比します。
解説
閃輝暗点は、視野の中にギザギザした光る線が現れて広がり、その部分が見えにくくなる現象で、片頭痛の**前兆(アウラ)**として知られています。多くは20分から60分続いた後に消え、その後に頭痛が始まります。したがってこの記述が正しく、正答です。ただし、前兆を伴わない片頭痛のほうが数としては多くなります。
50歳代に多いという記述は誤りです。片頭痛は若年から中年の女性に多く発症します。月経周期に関連して起こることもあり、加齢とともに軽減する傾向があります。
痛みは非拍動性であるという記述も誤りです。片頭痛の痛みは拍動性(ズキンズキンと脈打つような痛み)で、多くは片側性です。動くと悪化するため、暗く静かな場所でじっとしていることを好みます。悪心・嘔吐、光過敏、音過敏を伴います。
入浴が有効であるという記述も誤りです。入浴は血管を拡張させるため、片頭痛は悪化します。発作時には、暗く静かな場所で安静にし、患部を冷やすことが有効です。有効なのは、緊張型頭痛のほうです(緊張型頭痛では入浴やマッサージで筋の緊張がゆるみ改善します)。
緊張型頭痛は、両側性で締めつけられるような非拍動性の痛みで、肩こりを伴い、動いても悪化しません。この対比が試験でよく問われます。
選択肢の確認
1.50歳代に多い。
誤り。若年から中年の女性に多く発症します。
2.閃輝暗点がみられる。
正しい。前兆として現れ、その後に頭痛が始まります。
3.痛みは非拍動性である。
誤り。拍動性で多くは片側性です。
4.入浴が有効である。
誤り。血管が拡張して悪化します。冷やすことが有効です。
覚えるポイント
- 片頭痛=若年から中年の女性、片側性の拍動痛、閃輝暗点、悪心、光と音の過敏。動くと悪化。冷やす。
- 緊張型頭痛=両側性、締めつけられる非拍動痛、肩こりを伴う。温めると改善。
- 群発頭痛=男性に多い、片側の眼窩周囲の激痛、涙と鼻汁、一定期間に群発。
- 突然の激しい頭痛、発熱と項部硬直、麻痺を伴う頭痛は緊急性が高い。