22PM86|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
ADL評価のFIMにおいて正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
**機能的自立度評価法(FIM)**の構成を問う問題です。
解説
FIMは、日常生活動作を「実際にしている動作」に基づいて評価し、介助量を数量化する評価法です。
構成は、運動項目13項目と認知項目5項目の合計18項目です。認知項目には、理解、表出、社会的交流、問題解決、記憶が含まれます。したがって「認知項目がある」が正しく、これが正答です。認知面を含むことが、バーセルインデックスとの大きな違いです。
書字の項目があるという記述は誤りです。FIMの運動項目は、セルフケア(食事、整容、清拭、更衣上半身、更衣下半身、トイレ動作)、排泄コントロール(排尿、排便)、移乗(ベッド・椅子・車椅子、トイレ、浴槽・シャワー)、移動(歩行・車椅子、階段)の13項目であり、書字は含まれません。
各項目の点数は0点から10点であるという記述も誤りです。各項目は1点から7点の7段階で評価されます。7点が完全自立、6点が修正自立(補助具の使用など)、5点が監視、4点が最小介助(患者自身が75パーセント以上行う)、3点が中等度介助、2点が最大介助、1点が全介助です。
総点は100点であるという記述も誤りです。18項目×7点=126点が満点で、最低は18点です。運動項目は13から91点、認知項目は5から35点となります。総点が100点満点なのはバーセルインデックスです。
選択肢の確認
1.書字の項目がある。
誤り。運動項目にセルフケア、排泄、移乗、移動が含まれ、書字はありません。
2.認知項目がある。
正しい。理解、表出、社会的交流、問題解決、記憶の5項目です。
3.各項目の点数は0点から10点である。
誤り。1点から7点の7段階です。
4.総点は100点である。
誤り。126点満点(最低18点)です。
覚えるポイント
- FIM=運動13項目+認知5項目=18項目。各1から7点、126点満点(最低18点)。
- 「しているADL」を評価し、介助量を数量化する。
- バーセルインデックス=10項目、100点満点、認知項目なし。
- FIMの7点=完全自立、6点=修正自立、5点=監視、1点=全介助。