22PM91第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)

活動性が高い下腿切断患者に適した義足の足継手はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

**義足の足部(足継手)**の種類と適応を問う問題です。

解説

エネルギー蓄積型足(エネルギー蓄積型足部)は、カーボンなどの弾性素材でつくられ、踵接地から立脚期にかけてたわむことでエネルギーを蓄え、蹴り出しの際にそれを放出する構造をもちます。歩行や走行の推進力が得られ、エネルギー効率がよいため、活動性の高い切断者やスポーツを行う切断者に適します。したがってこれが正答です。

**固定足(SACH足など)**は、足関節に可動部をもたない構造で、踵部のクッションで衝撃を吸収します。単純で軽く、耐久性が高く安価であるため広く用いられますが、路面への適応性は乏しく、活動性の高い使用者には物足りません。

単軸足は、足関節に横方向の一軸をもち、底屈と背屈が可能な構造です。踵接地から足底接地への移行が滑らかになり、膝の安定に寄与しますが、内外反には対応できません。

多軸足は、底屈・背屈に加えて内外反や回旋にも対応できる構造で、不整地での適応性に優れます。ただし重く、構造が複雑で耐久性の面で不利になります。

義足の処方では、切断部位と断端の状態、年齢、体力、そして活動レベルに応じて部品を選択することが基本になります。あわせて、断端の管理(清潔、皮膚の観察、断端袋の交換)と、断端の浮腫予防、関節拘縮の予防が重要です。

選択肢の確認

1.固定足
誤り。単純で耐久性が高いものの、路面への適応性が乏しくなります。

2.単軸足
誤り。底屈と背屈のみに対応します。

3.多軸足
誤り。不整地に適しますが、重く複雑です。

4.エネルギー蓄積型足
正しい。蓄えたエネルギーを蹴り出しに利用でき、活動性の高い切断者に適します。

覚えるポイント

  • エネルギー蓄積型足=弾性素材でたわみ、蹴り出しに利用。活動性の高い切断者に適する。
  • 固定足(SACH足)=可動部なし、軽く安価で耐久性が高い。
  • 単軸足=底屈と背屈。多軸足=内外反と回旋にも対応、不整地に強い。
  • 断端管理=清潔の保持、皮膚の観察、浮腫の予防、関節拘縮の予防。
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