22PM94|第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)
中焦の生理機能と関係の深いのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
三焦の区分と対応する臓腑を問う問題です。
解説
三焦は、体幹を上中下の三つに分けた区分で、それぞれに次のような臓腑と機能が対応します。
上焦は横隔膜より上の部分で、心と肺が位置します。気血を全身に散布する働きを担い、「上焦は霧の如し」と表現されます。
中焦は横隔膜から臍までの部分で、脾と胃(および肝胆を含めることもあります)が位置します。飲食物を消化吸収して水穀の精微をつくり出す働きを担い、「中焦は漚(あわ)の如し」と表現されます。したがって中焦の生理機能と関係が深いのは脾であり、これが正答です。
下焦は臍より下の部分で、腎、膀胱、小腸、大腸(および肝を含めることもあります)が位置します。不要なものを排泄する働きを担い、「下焦は瀆(みぞ)の如し」と表現されます。
したがって、肺は上焦、腎は下焦、肝は下焦(または中焦)に位置づけられ、中焦の機能を代表するものではありません。
三焦は、六腑の一つでありながら**形のない腑(有名無形)**とされ、気と津液の通り道として全身の水液代謝を統括します。心包と表裏関係にあります。
選択肢の確認
1.脾
正しい。中焦に位置し、消化吸収を担います。
2.肺
誤り。上焦に位置します。
3.腎
誤り。下焦に位置します。
4.肝
誤り。下焦(または中焦)に位置づけられます。
覚えるポイント
- 上焦=心と肺(霧の如し)、中焦=脾と胃(漚の如し)、下焦=腎と膀胱、大腸、小腸(瀆の如し)。
- 三焦=有名無形の腑。気と津液の通り道。心包と表裏。
- 中焦の働き=運化(消化吸収)、水穀の精微の生成。
- 三焦の募穴は石門、下合穴は委陽。