22PM95第22回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第22回午後(科目未分類)

奇恒の腑はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

奇恒の腑を問う問題です。

解説

奇恒の腑は、**脳、髄、骨、脈、胆、女子胞(子宮)**の六つです。形は腑(中空)に似ていますが、働きは臓のように精気を貯蔵するという、通常の腑とも臓とも異なる性質をもつことから「奇恒(通常と異なる)」と呼ばれます。

このうちは、六腑の一つでありながら奇恒の腑にも含まれるという特徴をもちます。理由は、胆が飲食物そのものを受け渡すのではなく、清らかな胆汁を貯蔵するという点で、他の腑と異なるためです。したがってこれが正答です。胆は肝と表裏関係にあり、決断を主るとされ、胆の失調では驚きやすい、決断できない、不眠といった症状が現れます。募穴は日月、下合穴は陽陵泉(筋会でもあります)です。

は六腑の一つで、飲食物を受け入れて腐熟する働きを担います。奇恒の腑には含まれません。「水穀の海」とも呼ばれます。

は五臓の一つで、疏泄を主り、血を蔵します。奇恒の腑には含まれません。

も五臓の一つで、運化、統血、昇清を主ります。奇恒の腑には含まれません。

なお、通常の六腑は、胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦です。腑は「伝化を主り、蔵さず」、臓は「精気を蔵して瀉さず」とされます。

選択肢の確認

1.胃
誤り。六腑の一つで、腐熟を主ります。

2.肝
誤り。五臓の一つです。

3.脾
誤り。五臓の一つです。

4.胆
正しい。六腑でありながら奇恒の腑にも含まれます。

覚えるポイント

  • 奇恒の腑脳、髄、骨、脈、胆、女子胞
  • は六腑と奇恒の腑の両方に含まれる。清らかな胆汁を貯蔵するため。
  • 胆=決断を主る。肝と表裏。募穴は日月、下合穴は陽陵泉(筋会)
  • 六腑=胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦。「伝化を主り蔵さず」。
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