23AM1|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)
個人情報保護法による患者情報の取り扱いについて正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
個人情報保護法における患者情報の取り扱いを問う問題です。
解説
個人情報保護法では、個人情報を取り扱う事業者に対して次のような義務が定められています。
本人から保有個人データの開示を求められた場合、遅滞なく開示しなければならないとされています。したがって「本人への開示を遅滞しない」が正しく、これが正答です。あわせて、内容の訂正、追加、削除、利用の停止を求められた場合にも適切に対応する必要があります。
利用目的は特定しないという記述は誤りです。個人情報を取り扱うにあたっては、利用目的をできる限り特定し、あらかじめ本人に通知または公表しなければなりません。特定した目的の範囲を超えて利用することもできません。
内容を更新しないという記述も誤りです。利用目的の達成に必要な範囲で、個人データを正確かつ最新の内容に保つよう努める義務があります。
苦情へは対処しないという記述も誤りです。個人情報の取り扱いに関する苦情の適切かつ迅速な処理に努め、そのための体制を整備する義務があります。
医療と施術の現場では、これに加えて守秘義務が課されます。あはき法では、施術者は正当な理由がなく業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならないと定められ、この義務は免許を取り消された後も、業務を辞めた後も継続します。
選択肢の確認
1.利用目的は特定しない。
誤り。利用目的をできる限り特定する義務があります。
2.内容を更新しない。
誤り。正確かつ最新の内容に保つよう努める義務があります。
3.本人への開示を遅滞しない。
正しい。開示の求めには遅滞なく応じる必要があります。
4.苦情へは対処しない。
誤り。苦情の適切かつ迅速な処理に努める義務があります。
覚えるポイント
- 個人情報の取り扱い=利用目的の特定と通知、正確性の確保、安全管理、第三者提供の制限、開示への対応、苦情処理。
- あはき法の守秘義務=業務上知り得た秘密を漏らしてはならない。業務をやめた後も継続。
- 施術録の管理、患者情報の保管、会話の場所にも配慮する。
- 個人情報には、氏名、住所、生年月日のほか、病歴などの要配慮個人情報が含まれる。